「犬も歩けば棒に当たる」
てなことわざがあります。
先日、某秘書と懇談したときのことであります。
「守屋事務次官も大変なゴルフ好きだったんですね。山田洋行の米津社長は8年間で1500万円くらいは使ったといってますし、守屋本人も200回くらいは宮崎さんとゴルフをしたといってますが」
「あの人はよっぽどゴルフ好きなんだねー、この前、ゴルフ場であったよ」
「え!」
「いつ、6月の中頃かな」
「え!宮崎さんとゴルフをやったのは4月の30日が最後だったといってましたが、相手は宮崎さん?山田クラブのゴルフ場?」
「違うよ、宮崎さんじゃない別の人たち。もっといいゴルフ場だった。こっちがハーフを終えてクラブハウスに入ったら、ばったり守屋さんに会ったんだ。
『いやー、どーも』と声をかけたら、守屋さんはびっくりして『あ!』何て声を出した。
どうですかと気楽に声をかけようとしたのに、罰の悪そうな顔をしてねー。
一緒のゴルフグループには聞こえないようなふりをして、スーと言ってしまった。
本当なら『守屋さん今日の調子はどうですか』なんて軽口をたたこうと思ってたんだが、守屋さんはいつも偽名を使ってると言うんで、『守屋さん』といえないところがもどかしかった。実に他人行儀な態度だった。
守屋さんは山田洋行の宮崎さんばかりでなく、山田洋行とは全く関係のない別人と山田洋行とは全く関係のないゴルフ場でゴルフをしている。
ということは、ここ10年間ぐらいで土日はゴルフ三昧の日々だったんじゃないのかねえ。
防衛省幹部って本当に暇なんだねえ」
某秘書はこれまで守屋前事務次官とは政策協議、夜の飲み会などをたび重ねた仲だそうだ。
「防衛省の天皇」なんて言われていた人物。 そんな人でも、意外なところでばったり会うとどぎまぎして逃げてしまう。
「天網恢々疎にして漏らさず」なんてことわざもあります。
「天知る地知る、人も知る」
なんかしつこいなー・・・。
この時の守屋さんに成り代わり心境を述べます。
「ゴルフだけに穴があったら入りたい」
参考:ゴルフ場紹介 万木城CC 平成倶楽部2007/10/25 木曜日
BY 辻野匠師