今週発売の週刊ポストさん。
「利権政治家」から「大手軍需産業」まで
――もっと悪い奴はたくさんいる
フィクサー秋山 防衛疑獄渦中証言
「逮捕だと? 俺は守屋とは違う」
「贈収賄、外為法違反、そして脱税、検察はなりふり構わぬ捜査だ」――揺れる心中を吐露していた――
この男の周りにはなぜか大物たちが集まった。歴代の防衛トップ、米国の閣僚経験者、そして日本を代表するメーカーや商社。いつしか男はフィクサーと呼ばれ、防衛産業の表も裏も知り尽くす存在となった。頑なに口を閉ざし続けた男の肉声は、防衛産業の深い闇の一端を垣間見せるものである。
さて、問題の秋山直紀氏である。
とうほうでは、ボスが知り合いということで、あちこちのマスコミから問い合わせがあった。
「うーーーん」とは、当方のボス。
「どれ!」といって秋山氏の携帯に電話する。
まず、電話にでることはないけれど、秋山氏もへんなところが几帳面で、必ず折り返し電話をしてくれる。
こうなったら、独占インタビューしかないのでないか?
と事務所の連中がそそのかす。
「うーーん。だめだな、オレは知りすぎている。ゴルフ友達だし」
つまり、ジャーナリストとして、秋山氏を取材するには、「欠格者」(ボス談)なのだ。「世の中には、こういうこともある。オレがどういう形でインタビューしても、勘ぐりがはいる。検察もだまっていない。だから、自分の領分というのは厳密に区分けしなければならない」
とは、ボスの話だ。これは、うちの事務所内の教訓でもある。
「タコ足のネタはするな。他の記者さんにまかせろ。邪魔もしなければ、協力もしない。中立とか、格好のいい話ではない。無駄な抵抗はするな」(ボス談)
という話になるのだ。
「身内や友達は売るな!」という話にもなる。
これが、うちの事務所の「矜恃」らしい。
「ま、そんなものでしょう」とは、釜台記者。
「こんなこといって、何本もスクープを逃しているのがボス。最初はじれったかったけれど、ボスと10年つきあってやっとわかったような気がする。これで、極楽浄土できるか?」とは、北岡記者。
「やりたくないものを、無理にやらせることはない」とは、ボスとはまったく無関係に独自に取材している辻野記者。
辻野記者によると、「秋山逮捕」があるそうだ。
うーん。うちの事務所は極楽浄土か?
なんという事務所だ。
やはり、おかしい。
うちでは、過去に以下のエントリーをいれている。
防衛省利権のキーマン 秋山直紀氏に串カツをおごる 2008年02月27日
秋山直紀氏の参考人質疑・・・・速報・・・・・ 2008年01月08日
田村秀昭氏死去 2008年01月05日
警視庁警備課御中 秋山直紀氏の身辺警護よろしく! 2007年12月28日
ワシントンに呼ばれて訪米した秋山直紀氏 2007年12月19日
山田洋行ー神戸製鋼所ー安倍晋三を結ぶ線 2007年12月20日
額賀財務大臣が守屋らの会合への出席を強硬に否定するわけ? 2007年11月29日
秋山直紀 日米安保障議員協議会 2007年11月19日
ということで、お茶を濁しました。
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