これも問い合わせ多数あって、現在もある件です。

  サーベラス問題、この問題の発火点になった「南青山3丁目」の土地の件です。

  参考:【サーベラス関連】 (38)

 ご存じの方は、ご存じで、ご存じない方は、まったくご存じのない件です。
 これで、うちの事務所が火だるまになりかけた件です。
 ボスが、資金ショートをおこして、遠藤顧問からカネをかりた件です。
 いわゆるいわくつきの件です。

 これは、かなり詳細な情報があるのですが、鋭意取材中です。
 しかし、当方とは、相互リンクしている東京アウトローズWEB速報版さんが、さりげに、しかし、しっかりと報道してくれています。

 ぜひ、【ミニ情報】都内有名事件物件「南青山3丁目」、第1回入札で落札者現れず2008年5月21日 (水)

 を、みてください。

 つまり、サーベラスが暴力団やら、政治家をつかってまで入手しようとした「南青山3丁目」の土地です。
 この土地は、サーベラスのダミーである昭和地所が相当数の地上げをしていました。ところが、政府系の都市再生機構も買収をしていた。

 サーベラスからみると、都市再生機構が買収している土地を、全部譲りうけることができたら、ま、ほぼ地上げ完了。ここで、大規模な都市開発をおこなって利益をえることができる・・・・というストーリーだったんですね。

 ところが、この地上げには暴力団もでてくれば、なんせ、政府系の都市再生機構が登場するから、大物政治家も登場する。ハゲタカファンドといわれているサーベラスさんのやることだから、少々、どころか、相当荒っぽいこともあったし、あるわけです。これが、国会で問題になり、毎日新聞社さんが追求した。ところが、反撃はあるは、銃弾が送付されるや、裁判はあるは、記者は首になるは、そうこうしていたら「ちんぴら記者」(サーベラスサイドの言い分)である、うちがしゃしゃりでてきて、その不透明な経緯の一部をすっぱぬいた。つまり、ぐちゃぐちゃになったわけです。

 問題のその土地の入札が5月16日におこなわれた。

 入札したの3社。しかし、今回は落札者が現れなかった。
 今週末の23日にふたたび入札がおこなわれるようだけど、どこの、誰が落札するのか?サーベラスさんが、登場するのか?
 ということで、注目されているわけです。

 入札に参加した3社について、「入札の慣習」として、その社名は公開されていません。うちは、その3社を掌握しましたが、うちも公開しません・・・・
 という話なんですね。

 ほんというと、3社の社名はわかったけれど、その背景の取材がまだ、うまくいっていない。なんせ背景ですから、当事者に「背景おしえてください」といって、簡単に教えてくれるわけないし、ま、面倒くさい取材です。

 さらに、さらに財務省関係者から、「落札が確定しない段階で、いらんことしないでください。これはひとつまちがえると入札妨害という立派な刑事事件になりかねません」と、やんわりだけど、実は、強烈な警告がはいっています。

 うちのボスは「はあ?」なんて惚けているけれど、よくみたら、本当に惚けていたというお話です。

 ということで、社会部記者さん、注目です。
 しっかりと、東京アウトローズWEB速報版さんの記事を確認して、23日にひかえてください。

 5月22日追加情報

 まとめ上手のネット潜水艦さんが、以下のエントリー

 隣地は倍でも買え、という言葉 2008/05/22

 なお同エントリーのなかで、

話が中川幹事長にまで及んだためか「オフィス・マツナガら関係したジャーナリスト数人が公安当局の行動確認対象になっている」(官房関係者)とも言うのだ。>

 という記述がありました。

 早速、ボスに確認しました。

「うん?『公安当局の行動確認対象』だって?昨日、酒を飲んだやつがそうか?しかし、左チックな古典的な表現だな?元ネタが、週刊金曜日?すまん、オレ、週刊金曜日読んでないんだよな」(ボス談)だそうです。ネット潜水艦さん。

追加情報

 5月23日におこわれた再入札の結果は、
[サーベラス] 都市再生機構の南青山3丁目の入札不調におわる 2008年05月24日

以上

 

逆都市化時代の都市・地域政策―多様性と自律性の恢復による地域再生への途 (NIRA研究報告書)