だいたい、これまでの政治日程は、

解散・総選挙は最短で11月 2008年05月13日

 で書いた通りで、特に大きな変更はありません。
 秋解散、総選挙は11月2日か、11月23日の友引か大安というのは、まだ先のことだから、評価はおいておくとして、だいたいその線でうごいています。

 つまり、約1ヶ月に前に書いた記事に、大幅な修正をくわる必要がないぐらいに、政界は平穏に動いているわけです。

 世の中は、ガソリンを含めて物価は高騰するは、後期高齢者医療制度で75歳以上の反乱がおきるかもしれないし、派遣労働者の謀反やら、フリーターの若者を中心に「蟹工船」がベストセラーになる(やや、大げさ)や、鬱積した不安と不満がもたらす猟奇的な殺人事件が頻発するなど、「時が時なら、2・26事件のように青年将校がたちあがるかもしれない」(ボス談・・・・ほんとか?)

 という案配である。
 
 ということで、今後の政治日程を明示しておきますので、与党も野党も政治家は当てにならないということで、2・26事件を、もしかして準備しているかもしれない青年将校の皆様はご参照ください。あと、蜂起する前に是非、映画「山桜」をみておくといいかもしれません。これは、「桜のもとでの恋のお話」とおおもいでしょうが、実は、テロの映画です/w。

 

 今後の国会日程

 終盤に差し掛かった国会も延長無しに6月15日を持って閉会するようだ。
 政府提出法案は40本近く積み残しての閉幕という異常さである。

 福田総理は5月27日からアフリカ諸国40国の首脳を集めて会談して体力のあるところを見せるた。
 その際、5年間でODA1兆円の支援と金融支援6500億円を約束した。その見返りに国連常任理事国入りへの支援を取り付ける腹つもりだったのだが・・・・。
 福田総理はまた、7月の洞爺湖サミット開催のホストとして「低炭素化」をなんとしても飲ませようと必死でもある。
 外交成果を持って7月のサミット後、いよいよ内閣改造をし、自前の内閣を持って内閣支持率アップを狙うのだが、内閣改造の目玉は小渕優子少子化担当大臣就任という貧困さではどうにもならないようだ。

  福田総理は内閣改造を経て8月下旬に臨時国会を召集する。
 臨時国会召集は例年より1月は早い。
 これには3つの理由がある。

1、通常国会で積み残した40本近い法案の処理。
2、来年1月に切れる「テロ対策特措法」の早めの処理。9月中に衆議院で上げれば参議院が審議を引きのばさせても60日後には衆議院で2/3条項が使え道路財源特措法のようにばたばたせずに済む。
3、道理財源一般財源化や後期高齢化医療制度の軽減や消費税率アップを含む税制改革を例年では11月に行なっていたが、今回は21年度予算案作成に間に合うように9月ぐらいから始める。

 というようなことである。

 それにあわせて、ポスト福田の動きもあるが、それは、次回で・・・

 

以上