年金問題もあるけれど、いわゆる後期高齢者医療制度問題がおきてから、自民党というか、福田政権の落ち目がはじまった。派手なパフォーマンスが苦手な福田総理だけど、下降傾向にあった落ち目度が、これに拍車をかけた。
親しい財界関係者に「あれ(後期高齢者医療制度)は、小泉政権の時にできたもの、実は自分は慎重だった」と漏らしてしまって、「何をいまさら。弱気なことをいうな」と逆に渇を入れられたという話がはいっている。
とにかく、後期高齢者医療制度の実態が明らかになってから、
4月27日に投開票が行われた山口県補欠選挙で敗北。
6月8日に投開票が行われた沖縄県議選挙では与党は過半数割れという大敗北。
民主党の問責決議はなんとかしのいで、若干の延期があったとはいえ、会期末をむかえることができる。会期末さえすごせば、解散も、内閣辞職もない。民主党をふくめた野党からのねっちこい追求もない。やれやれ・・・・。
ということだろう。
落ち目の自民党、落ち目の福田政権。
ここにきて、変なところに、その矛先がむいている。
まず、以下のyoutubeをみて欲しい。
登場したのは、政治評論家というよりはむしろタレントの浜田幸一さん。79歳。つまり彼も、後期高齢者の一人。
自民党はおじいちゃん、おばあちゃんを大事にする政党なんだろう?
だから制度をつくった
困ったことは直せばいい
かわいい子供たちのためにも
頼むよ、自民党!
制作は自民党広報。責任者は広報局長の野田聖子さん。
実はこのCM 5月27日に完成して、沖縄知事選挙告示日の5月30日から、沖縄県を中心にして、バンバン放送したもの。反響というか反応がよければ、全国でオンエアするつもりだったようだけど、沖縄県議選挙では大敗北。
つまり、反響も反応もよくなかった。
浜田幸一さんは、人気者だけど、実は高額納税者。そんな人が、後期高齢者医療制度について、「自民党はおじいちゃん、おばあちゃんを大事にする政党なんだろう?だから制度をつくった」といっても、現実に保険料の天引きで呻吟している人にとって、説得力があるどころか、逆に「怒りをあおる」ことになるかもしれない。
かくして、いくらカネをかけて、タレントさんにどれぐらいギャラをはらったかわからないけれど、「失敗CM」だった。つまり、全国放送は没。沖縄県民しかみることができない、幻のCMとなりつつある。
ということで、貴重なCMであるから、もう一度みてください。
うちが、こんなエントリーをいれると、youtubeから削除されるかもしれないから、お早めにどぞ!
後期高齢者医療制度の問題だけで、落ち目になったというわけでもないだろうから、その責任が、浜田幸一さんや、広報局長の野田聖子さんにあるわけじゃない。ま、野田聖子さんは、CM制作の責任はあるかもしれないけれど、いざとなったら、「私は小泉政権下では、造反組でした」と開きなおればいい。
しかし、悪いのは、浜田幸一であり、野田聖子だ・・・・・
「まさに、KY。この責任は重い」といっている自民党の幹部もいる。
「こんなタイミングに年下の男とうつつを抜かしている野田聖子も野田聖子だ」
といっている自民党議員もいる。
いくらなんでも、それでは浜田幸一さんがかわいそうだ。
恋愛ぐらいプライベートな話だから、それをもって野田聖子さんを責めるのもおかど違いでないか?
ということで、かわいそうな?浜田幸一さんのCMをもう一度、みてあげてください。
以上
