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注意:内閣改造の最新エントリーは、福田政権 内閣改造は本日です! 2008年08月01日
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さて、すでに当方では指摘しているように、サミットがおわって、福田総理は内閣改造に取り組む。
以下、福田総理、森元首相、小泉元首相、安倍元首相もみたという当方のエントリーです。
参考:解散・総選挙は最短で11月 2008年05月09日
今後の国会日程 2008年06月04日
環境、食料、原油価格上昇などさまざまな問題を討議した洞爺湖サミットだったが、各国の思惑が錯綜してきちんとした対応策も出せない結果に終わった。
福田総理は洞爺湖サミットを盛り上げて内閣支持率上昇をねらったにもかかわらず不発気味。
起死回生のチャンスは内閣改造しかない。
「小泉・竹中路線で自民党の評判が悪くなって福田さんがかぶっている。政策を変えるという意味でも内閣を改造すべきだ」
加藤紘一元幹事長
「自分の理想的な閣僚を選べばいい。改造は7月後半から8月のお盆前に考えなければならない」
森喜朗元総理
「今の閣僚、よくやってます。しかし、福田さんは自前の内閣人選でない点も気にしている。新しい閣僚が本当に国民から支持を受けるかどうか。それと内閣改造をしたら自分の手で解散するだろうと思う人が多くでる。
今はもう最悪で負けるのは分かっている。しかし、引き伸ばしたら選択の余地がなくなって本当に追いこまれ解散になる。だからその前に出来るだけ有利な時期を選んで解散すればいい」
小泉純一郎元総理
昨年9月に発足した福田内閣は、17閣僚中15人を安倍前内閣から引き継いだ居抜き内閣。支持率が低迷するだけに、「自前の内閣を作り、国民にやりたいことを訴えるべきだ。サミット、北京五輪、内閣改造でホップ・ステップ・ジャンプで支持率も上がる」(中堅)と改造効果を期待する声は大きい。
福田政権を作った7派閥が、それぞれ当選5−7回の入閣待望組の処遇に頭を抱えている事情も、党内の改造待望論を後押ししている。
実際にサミット前には、首相官邸への自民党の派閥領袖クラスの出入りが相次いだ。
伊吹文明幹事長。加藤紘一元幹事長。山崎拓前副総裁。中谷元元防衛庁長官。川崎二郎元厚労相。中山太郎元外相も首相を訪ねている。さらに、中川秀直元幹事長に近い「上げ潮派」の若手・柴山昌彦や人権擁護法案を進める太田誠一らも官邸に入っている。
連立を組む公明党内にも、道路特定財源問題で国交省の弁護を繰り返した冬柴鉄三国交相を交代させてほしいとの声も。すでに、「閣僚2ポストと官房副長官ポストがほしい」と要望しているという。
小泉総理、安倍総理と続いた組閣はいわゆる「一本釣り」で自分の好みや気心のしれた人物を大臣に指名した。
しかし、福田総理は安倍内閣を居抜きで引き継いだ。
そのことで福田さんは何がやりたいのかさっぱりわからない。
改造近しとみた各派閥は「一本釣り」にぐっと我慢をしていたが、ここにきて「何とか積み残し」を入閣させないと、派閥が持たないとの不満も出ている。
どうせ次の総選挙では自民党の苦戦は必死。ならこの際、在庫一掃をする・・・・・かもしれない。
臨時国会の召集が8月22日か25日と予想されることから内閣の改造は
7月下旬から8月上旬。
というわけで各派閥の積み残しは以下の通り。
町村派 衆議院 6年生 坂本剛二、宮路和明
参議院 3年生 山崎正昭
津島派 衆議院 9年生 船田 元 (十数年前、経企庁長官一回のみ)
7年生 中村正治
5年生 三原朝彦
参議院 3年生 吉村剛太郎、岩永浩美
古賀派 衆議院 7年生 逢沢一郎、園田博之
5年生 実川幸夫、根本 匠、今井 宏
参議院 3年生 林 芳正、市川一朗
山崎派 衆議院 7年生 木村義雄
5年生 稲葉大和
伊吹派 衆議院 6年生 古屋圭司、萩山教厳
では、具体的な改造案をみてみる・・・・。
現内閣残留組
総務大臣 増田寛也
法務大臣 鳩山邦夫(実は結構、総理の信頼が厚い)
外務大臣 高村正彦(朝鮮問題の継続外交)
防衛大臣 石破 茂
以上は福田康夫総理の信頼が厚い。
厚労大臣 舛添要一・・・横滑りか他に入閣、後任は伊吹文明?
再入閣組には、
副総裁兼任厚労大臣 伊吹文明
財務大臣 与謝野馨
行革担当・経済政策担当 中川秀直
経産大臣 石原伸晃 甘利明大臣への対抗馬。
官房長官 細田博之
福田総理は「財政再建組」の与謝野と「上げ潮派組」の中川を競わせ、高みの見物か。
細田は手堅いことから町村に代わって官房長官に再任。
初入閣組
少子化担当大臣 小渕優子(最近子供を生んだ。内閣の目玉商品)
町村派 農水大臣 坂本剛二
古賀派 文部科学大臣 逢沢一郎
麻生派 環境大臣 森 英介
参議院枠は前回の積み残し
国家公安委員長 山崎正昭
沖縄・北海道担当 吉村剛太郎
公明党枠
国交大臣 井上義久
まあこんなところですかねえ。
津島雄二は三原朝彦のパーティで、
「総理と派閥は表面上何も連絡がないように見えますが、どっこい裏ではいろいろ連絡を取り合っているんです。ふたを開けてみると安倍内閣や福田内閣で我が派から4人も閣僚が出ている。今度の改造では三原さんをいの一番に推薦しますよ」
と推薦宣言した。
三原は前回の総裁選では九州・福岡ということもあって「麻生」を押した。福田総理は案外「ネチネチ」とした性格のようで、自分を裏切った奴は許さないようで、今回の入閣は無理か。
「私を外務大臣に推してください」
山崎拓元自民党副総理はいま、経済界などを駆け回り福田総理への推薦を頼んでいるという。氏家・日テレ会長も「俺のところにも来たよ」というのだが・・・。
外務大臣は北朝鮮問題を抱えていることから高村継続の方針のようだ。
「山拓さんが外務大臣になったら猫に小判で『百害あって利権あり』となりかねない」とは派閥内部の声。
自身が外務大臣で入閣が出来ないなら甘利現経産大臣へのけん制から石原伸晃を押し込むようだ。
山拓派内では木村義雄が待機中。前回木村入閣が出来なかったことで木村義雄が「何で俺を閣内に入れないんだ」と山崎会長に噛み付いた。
今回ももれたら山崎派内では険悪な状況になるかも・・・・。
福田総理は内閣改造をやり、テロ特措法延長問題が片付く秋か、来年通常国会冒頭にも解散をやる気のようである。
福田総理の念願は親父の出来なかった事を成し遂げる・・・・だ。
1、サミットのホスト
2、安倍晋三より総理を長くやる。
残るは 3、「解散」である。
さて、どうなることやら・・・・。
注意:なお当エントリーでは、人事を決める福田総理が参照して使いやすくするために、特別に今週のキーワードbyオフイス・マツナガというニュース・ブログ検索サイトで「内閣改造」というカテゴリーを作成して、それぞれエントリーしたものであります。よって、上記の国会議員をクリックすると、それぞれのエントリーにリンクされます。実は、これだけの量のリンクを張るというのは、大変に手間のかかる作業でありましたが、ボスの命令により、「福田総理のために」作成したものです。
なお、当事務所で独自に、「身体検査情報」を掲載してもいいのですが、やはりこれは、一般に公開すべきものでないと判断して、今回は作成しませんでした。
つまり、このエントリーと、内閣調査室の「身体検査情報」を参照すれば、わりと、スムーズに人事に着手できると思います。
なお、内閣調査室の「身体検査レポート」には、当方の事務所からの相当数の情報提供があることを、ご理解ください。
なお、これは、無償での提供ですから、ご遠慮なくご利用ください。
一般の読者の方へ:さあ、みなさんも福田総理の気持ちになって、人事案にあれこれ、おもいをはせてみましょう。本当は、これは、有料サイトに掲載予定でしたが、実は、作成した有料サイトが、テスト段階で、重大なバグが発見されてしまいました。いつ、みな様にお披露目できるか、現段階では不明です。
当方の、IT担当が頭を抱えています。
以上