いずれにしてもあと1年内に総選挙がおこなわれる。
 となると政治記者にとって、腕の見せどころが選挙予想。
 政治記者だけでなくて、学者、評論家にとっても腕のみせどころである。
 雑誌業界に限って言えば、すでにやっているし、実は、みんなバシバシやるものだから、その割には「選挙予想記事」は売れ行きにつながっていない・・・・という事情がある。
 
 さて、当方である。これまでも何度か、議席予想をしてきた。
 あたると評判とまではいかないまでも、ま、よくあたる。
 辻野記者は「あたるも八卦、当たらぬも八卦」とボケかますし、当方のボスは、「うん?最後は、鉛筆転がして、◎○▲△をつける。これがよくあたる鉛筆とあたらない鉛筆がある。ほれ!この鉛筆が、前回の参議院選挙でつかった鉛筆。こっちが、郵政解散の時につかった鉛筆・・・・ま、どっちもよくあたった」と、本当に鉛筆を見せる。

 現在まだ、千葉に入院しているのだけど、某テレビ局の選挙担当のディレクター氏が、お見舞いというか、冷やかしがてらにきて、「その鉛筆かしてくれませんかね?」「だめだ、これだけは貸し出しできない」「そんな、ただの鉛筆でしょう」「じゃ、自分でつくれよな!」「ケチだな」「ケチでわるかったな」・・・・
 なんて、いい歳こいたオヤジ同士がボケかましている。

 で、一番あたる選挙予想の方法をお教えしますね。
 簡単です。自民党、民主党の各選挙対策室が極秘で調査している「調査数字」を入手することです。これは、実は2−3種類あって、できるだけ生データが記載してあるやつがいいですね。実は、こうした数字は、各候補者にも、極秘に渡しているのですが、これは各選対の思惑があって、若干というか、かなり調整してあったりする。
 優勢という数字がでていても、「これみて油断されたら困る」となれば、シビアな数字に差し替える。どうみても劣勢だな・・・・というか候補者もいるけれど、そのままだしてしまったら「やる気をなくす」というか、なかには、選挙資金を節約して、次回に回すか、余剰資金にしておこう・・・・なんて考える候補者もいるから、調整する。特に今の選挙制度では、比例制度があるから、少しでも、比例で党の票を稼いでもらう。「頑張れば、小選挙区は無理でも、比例で復活当選の可能性がある」と、おもわせるような数字をみせる。
 このへんの案配も選対の腕のみせどころなのです。

 で、できるだけ生データのある各党の「調査数字」を入手する。
 これを、元に予想する。
 こらなら、誰がやっても、かなり当たります・・・・・笑。

 え!どうやって入手するかって?
 それは、各自考えてください。

 さて、ここで注意してほしいのは、各マスコミや、政治評論家、学者先生などが、「うんじゃらかんじゃら方式」とかいって予想している数字です。
 実は、ここには、思惑がたくさんあるわけです。
 とういか、雑誌などでやっている選挙予想数字というのは、基本的にその媒体の性格というか、編集長の嗜好やら趣味が反映されている。
 とくに、昨今では、アナウンスメント効果うんぬんが言われている。

 どうしても、民主党に甘く数字を出したい媒体・・・・・政権交代願望派。
 やはり、自民党が政権与党にふさわしいとおもっている媒体・・・・・自公政権温存派。

 という趣味がついでてしまうものです。
 また、特定の候補者と知り合いで、「やはり、こいつには頑張って欲しい」とおもったら、本当は「△」なんだけれど「○」にしたりすることもある。当然、その逆もある。ま、人間のやることだから、それぐらい許して欲しい。

 だから・・・・・・いい加減とはいわないけれど、うちのボスがいうところの「鉛筆を転がす」が、一番、公平で公正だったりするかもしれない。
 それで、うちは、「鉛筆派です」と言ってみたりするわけです。

 ところが、この鉛筆派でも、「うん?辻野の鉛筆は、民主党に甘くないか?」とか「北岡の鉛筆は、公明党にシビアすぎないか?」といって、それぞれの鉛筆にも個性があるわけです。トンボの鉛筆は、自民党にシビア、三菱の鉛筆は自民党に甘いとか、米国製鉛筆は上げ潮派に甘いとか、でもよくみたら中身は中国製だったとか・・・・・(参考までに、三菱鉛筆は三菱グループとは無関係です)
 ということがおきる・・・・本当か?

 ということで、間近の当方の選挙予想です。
 麻生新総裁誕生という時点です。

自民党:106
公明党;3
民主党:102
共産党;4
社民党:0
国民新党:2
新党日本:0
新党大地:0
他:0

合計:217議席

 議席の合計は、480議席。
 当方で、真面目にやったら、217議席しか予想できない。
 残り半分以上の263議席は、まった予想がつかないのです。
 真面目にやるとこうなります。
 真面目に書くとこうなります。

 さて、ここからどうするか?
 みなさんは、鉛筆派ですか?思惑派ですか?
 まだ、うちは、鉛筆は転がしていません。

以上