今回の東京市場の急落は、米国市場の下落も影響しているが、注目は、ニューシティ・レジデンス投資法人といったREIT(上場不動産投信)の破たん。
上場REIT、初の破たん 負債総額1123億円
47NEWS, Japan -
東京証券取引所の不動産投資信託(REIT)市場に上場している米不動産大手が設立母体のニューシティ・レジデンス投資法人(東京)は9日、東京地裁に民事再生法の適用を申請し、保全命令を受けた。上場REITが破たんするのは初めてで、負債総額は約1123億円。 ...
ホットストック:ニューシティレジデンス投資法人<8965.T>売り気配、民再法申請で投げ売り
ロイター, Japan -
[東京 10日 ロイター] ニューシティ・レジデンス投資法人8965.Tが売り気配。9日に東京地方裁判所に民事再生法手続き開始を申請、受理されたことで投げ売りが出ている。東証は10日から整理銘柄に指定、11月10日に上場廃止すると発表した。 ...
これによって、連鎖的にREIT(上場不動産投信)が破たんする可能性ができた。大手の金融機関のみならず、地域の銀行なども多くのREIT(上場不動産投信)を抱えている。これは、日本版サブプライム・ショックになるおそれがある。
7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)が開催されるが、「積極的な決定は期待できない」。
日経平均が反発に転じる基点は、
1:米国金融危機の落ち着き
2:景気後退への警戒感に対して、決定的なポジテブな材料
つまり、現段階で、いずれも期待できない。
日経平均は、03年度の安値水準7600円付近を意識したい。
しかし、現在、そこで下げ止まる保証はない。
(XYZ記者)
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