総選挙が伸びたために、一気にはじけることになった「新銀行東京」破たん事件。捜査の行方が気になるが、そのターゲットは4ルート。

 その一つ、現在進行形の元行員の不正融資にからむ詐欺事件は、枝葉を摘んで終息に向かうが、残りの3ルートには、、捜査当局が重大関心を示している。


 まず、石原慎太郎ファミリーが、口利きに関与していなかったかどうか。
 石原ファミリーとは、

 石原伸晃(参照:新銀行東京の融資、石原伸晃・衆院議員の元秘書が口利き仲介
 石原宏高
 兵頭茂特別秘書
 高井英樹特別秘書
 浜渦武生元副知事
 大塚俊郎新銀行東京取締役会長
 津島隆一新銀行東京代表執行役
 鈴木昌雅都議(元石原の秘書)
 田中豪都議(元石原秘書)

 の9人。

 他に石原伸晃の元秘書NとつるんだH都議も含まれる。
 当局は、このうちの一人に口利き不正融資をみつけたら、時間をかけて石原まで昇りつめる作業をすすめるだろうと、いわれている。


 二番目は、組織的にブローカー仲介をしていたという「公明党ルート」。
 ここには、融資が実行されたかどうかは不明だが、太田昭宏代表の名前も浮上している。


 気になるのは、4つめのルート。
 石原慎太郎知事は9月27日、警視庁が手がけた詐欺事件に関するコメントを求められて「旧経営陣の責任は重い」」と発言したが、これは誰を差していっていたのかだ。
 自分には「総責任はない」と早々に逃げをうったとの見方もあるが、明らかにある人物を名指ししたものだ。


 05年下半期、予想より多い24億円のデフォルトが発生したが、当時、経営権権限を一手に握っていたの最高幹部は、この実態を明らかにせず、新規融資を獲得したものに成果手当を出すなど「傷口」を広げたといわれている。石原は破たんの元凶はここにあるといいたいのか。
 これを受けて、捜査当局はまず、この最高幹部に迫る可能性も大だ。


「石原がまだ力がある。事件をつぶされることも考えておく必要がある。東京五輪誘致に失敗して彼の力がトーンダウンしからでも、遅くはない」とは、長く経済事件を担当してきた警視庁OBの見方もある。


 それにしても、この05年当時の経営のあり方を調査した社外の取締役たちが、月一回の会合で40万円の報酬をもらっていた。ブローカーだけではなく、関係者総ぐるみで「新銀行東京」を喰いものにしていたという構図でないか・・・・・


 当ブログでは、これまでに、「新銀行東京」に「口利き政治家リスト」を限定つきながら公開した。

参考:「新銀行東京」政治家「口利き」リスト 全面公開!2008年10月8日

 これは当方が、入手した資料のほんの一部である。
 これを、コピーして、持ち歩いている記者や政治家が多いことに驚いたが・・・・・
 まだまだ、公開していない資料がある。


 事件の真相を明らかにするために、これまでの、口利き議員の実名だけでなくて、融資をうけた企業の実名や実態を順次、公開していく。
 当然、石原ファミリー分も公開する。

 公開は11月2日から・・・・
 公開先は、「ニュースソース・NewsSource」(有料版)

 公開は、定期購読者限定とさせていただきます。


注意:11月2日から公開予定でしたが、圧力が少々・笑、要確認事項が多数でてきため、連休明けの11月4日以降の公開とさせていただけます。
「車椅子のオレをあまりいじめる!・笑」(ボス談)という状況です。

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 公開完成:新銀行東京 口利き議員、関係者の融資先の全容・・・完結


以上