これは麻生総理だけの責任ではないかもしれない。
どうも最近の自民党は「下野を覚悟した」かもしれない。
下野とは、政権与党からすべりおちて、野党になること。
「どうせ、参議院では負けていることだし、ここで衆議院で僅差で勝っても政治運営はできない。自民党は下野したほうがいい。巻き返しは、次の参議院選挙から。心配ない、どうせ小沢政権になったら、今の自民党以上に民主党は迷走する」
こんな話が、自民党幹部から公然と話がされるようになった。
特に、麻生総理の「郵政民営化を見直す」発言がでてからというのも、「野党くらしも悪くない」といいだす自民党議員がふえた。
なんせ、現職の自民党衆議院議員のうち、3分の1は、どうひっくりかえっても選挙区情勢は良くない。とくに小泉チルドレンは全滅状態。
これをうけて、小沢一郎民主党代表は、
「(郵政民営化見直しは)森元首相の浅知恵と、麻生の思考停止がいいだしたのだろう。こういのを自爆といわずして何をいう」(小沢一郎のオフレコ談話)
浅知恵に思考停止に自爆・・・・・・小沢代表も肩すかしをくらっているぐらいに、自民党は手応えがなくなったのか?
ということで、今週の永田町です。
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辻野匠師の今週の永田町
郵政民営化を見直す 2009年2月9日