よみがえる日本語―ことばのみなもと「ヲシテ」
著者:青木 純雄
販売元:明治書院
発売日:2009-05
おすすめ度:
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みなさん長らくお待たせいたしました。
当方の有料サイトで、「真名のケーザイ探検」を、好評連載中の真名さんの新著の案内です。
連載の「ケーザイ」は、業界人や、一般読者というよりも、旧来からの真名さんの熱烈なファンから支持を受けていますが、なんと、いわゆる上場企業の経営者に読者が急増中なのです。これだけ、「近代資本主義」をシニカルに分析した経済記事はないとおもうのですが、それだけ突き放して、今の経済を分析してみている経営者が多いということでしょうか?
それで、うちのボスなどは、「これは、いわゆる旧来のマルクス系の近代資本主義批判ではないわけで、そのことに気づいた日本の経営者がいるということ。逆に、日本の経済に希望の兆しがみえているということだな。ま、ただの買弁経営者や、売国経営者が多いのも事実だが・・・」(ボス談)
ある経営者からは、丁重にメールをいただき、「当社の役員全員に、読ませたいので、プリントアウトして配布したい。配布総数は15部。その了解とその使用に関して、規約をお教えいただきたい」といってきた人もいる。
ま、著作権とか、二次使用について、ちゃんと断ってきたわけで、こうなると気前のいいボスや、真名さんは、「15部ならいいですよ」といってしまった。で、この15部に関して、著作権や版権といったソフトの再使用に関して、ちゃんと明示したものを配布した。そのサンプルは当方にも届いた。
いや、ちゃんとしています。
日本の経営者には、優秀な方がいます。
ですから、みなさん、日本経済の展望のついてあまり悲観しないように・・・。
そして、今回の真名さんの新著ですが、「ケーザイ」ではありません。
真名さんの、ライフワークともいうべき、「日本語」についての著作です。
なお、「真名のケーザイ探検」に関しては、いわゆるベストセラーになることはまちがってもないので、「PDF書籍」として廉価で配布予定ですので、少々、お待ち下さい。
で、今回の新著は、これです。
なんと、老舗の「明治書院」からの出版です。
よみがえる日本語―ことばのみなもと「ヲシテ」
著者:青木 純雄
販売元:明治書院
発売日:2009-05
おすすめ度:
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ということで、筆者からの自薦です。
ご存じ、真名ワールドの文体でいきます。
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筆者自薦
「あら、とうとう出ちゃったわね」
「腹が出たのか?いまさら何だ」
「・・・・・よみがえる日本語―ことばのみなもと「ヲシテ」(明治書院)が発刊されたのよ。定価 3,990円」
「ずいぶん高い本だな・・・・・ヲシテって、いったい何なんだ」
「ホツマツタヱ、ミカサフミ、フトマニを書き表す文字のことよ」
「その、ホツマツタヱって何だ」
「こちらにカンタンな解説があるわね
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%84%E3%83%9E%E3%83%84%E3%82%BF%E3%83%B1 」
「なんだ。江戸時代の創作古文書か。ヲシテっていうのも、神代文字の一種で、江戸時代の創作なんだろう?」
「もちろん、そう考えるのは理由があるわ」
「オレも詳しくはないが、理由を挙げてみてくれないか?」
「まず、奈良時代までの文献はみんな漢字で書かれているわけね」
「日本語なのに、漢字でわざわざ表現するのか?」
「だって、そのころは平仮名も片仮名もないもの。その当時の漢字音を借りて、日本語を表現していたわけ。万葉仮名ね」
「ほう。だけど、日本語の音はいまと変わらないんだよな」
「それがはっきりわからないのよね。当時の音がそのままわかるわけじゃないから。だけど、万葉仮名では、上代特殊仮名遣い
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8A%E4%BB%A3%E7%89%B9%E6%AE%8A%E4%BB%AE%E5%90%8D%E9%81%A3
と言って、どうもいくつかの母音では漢字に二種類の使い分けがあったらしいのね」
「ヲシテでは、母音は五種類なのか?」
「ええ。基本の文字は48文字しかないわけ」
「二種類の母音の使い分けがないわけだな」
「もっとも、上代特殊仮名遣いについては、五母音説、六母音説もあるし、それなりに根拠があるみたいね。音声学会では五母音説が強いみたい」
「他にも何かあるのかい?」
「ヲシテでは、ヰ、ヱが両方ともヤ行にあるわけ。 ヤ ヰ ユ ヱ ヨ と並ぶわけよ」
「仮名遣いの歴史から考えると、それも新しい要素になるわけか」
「それから、濁音を示す二点濁点とか、一点濁点がたくさんあるわね。これも新しい要素ね」
「はあ。語彙はどうだい」
「今のところ中世以前の文献で見当たらない単語があるわね」
「言い回しはどう?」
「近世的に見える言い回しも見られるみたい。花押もあるしね。ハ行転呼音も普通にあるわ・・・・・・・国語学的に普通にアプローチしたら、表記、語彙、文法、様式の点で、中世、近世の要素が含まれているということね」
「それじゃ、何が気になるんだい?」
「それが、最古の江戸時代の完写本では、まるまる一章がカタカナなのよ。どうも、筆者の和仁估安聡は、カタカナのほうが朗読に便利だろうと思ったみたいね」
「へっ。つまり、筆者は、そもそも漢字以前の文献を創作しようなんていう気はなかったわけか?」
「もし、もっと古い写本を和仁估安聡が書写したものだったとしても、筆者の立場は、より古い写本を厳密に、忠実に写し取ろうというものには見えないわね」
「それはちょっと不思議だな」
「ええ。ホツマツタヱ、ミカサフミ、フトマニが全部、和仁估安聡の創作だとしたら、凄く広範な知識と創作力とを必要としたわけよ。それなのに、なぜ、カタカナ?って思うわけ」
「ちょっと引っかかるな」
「そこで、ヲシテという文字のカタチをよく見ていくと、不思議なことに気がついたわけ」
「だって、平仮名を図形にあてはめただけだろ?だから、文字のカタチに意味なんか、あるわけないよ
「それが、明らかに文字のカタチに意味があったわけよ」
「江戸時代に創作した文字に、平仮名やカタカナとは違う、独立した意味があるっていうのかい?」
「ええ。ヲシテの文字のカタチから、やまとことば、つまり和語の意味、語義を説明できるのよ」
「・・・・・・うーん。とても考えられないことだが、その証拠はあるのかい?」
「もちろん。文字のカタチと語義との関係を示す一覧表ができているわ。ホツマツタヱ、ミカサフミに出てくるほとんどの普通名詞、感動詞、副詞、動詞、助動詞、形容詞の語義を、文字の形から説明する一覧表よ」
「そんなものまで、出来ているのか」
「文字のカタチからどういうイメージが生まれてきて、その組み合わせからどういう語義が生成してくるのかを、つまり文字イメージの使い方を一覧表にしてあるわけ」
「・・・・・なんで、そんなものが作れるんだ?」
「それだけじゃないわ。動詞、助動詞の活用、形容詞の活用、助詞の機能まで、ヲシテの文字形から説明できるのよ」
「動詞の活用って?」
「高校で習ったでしょう。四段、上二段、下二段、上一段、変格活用よ」
「それを本に書いてあるのか」
「基本だけはね。なぜかわからないけど、やまとことばの語義も文法も、ヲシテ文字形からきっちりと一元的に説明できるのね。これは事実。その気になれば、いくらでも提示できるわけ」
「不思議なことがあったもんだ」
「まだ続きがあるわよ。ヲシテの文字形をもっと細かくみていくと、文字のモトになった(原初世界イメージ)が現れてくるのよ」
「原初世界イメージだって?」
「うん。そのように名付けるしかない(もの)。その一部分だけは本に書いてあるわ」
「すると、全部書いているわけじゃないんだ」
「だって、読者にヲシテの知識がないと、説明しても分からないんだもん。まだ書いてもムダだから、書いていないだけ」
「しかし、原初世界イメージって、いったいどういうものなんだ?」
「大自然の運行を図形にしたものよ。そこから、すべての文字形が立ち現れてくるわけ。そして、文字形の組み合わせから語義が発生し、やがて品詞が分かれていく・・・・・そのすべてを、原初世界イメージから一元的に説明できるのよ」
「へっ。なんだか、とんでもない話になってきたな。しかし、ホツマツタヱが江戸時代の創作だというのは、動かないんだろう?」
「さっき話したように、国語学的アプローチから見て、最古の写本の表記、仮名遣い、語彙、文法、様式に中世、近世の要素が含まれているわけね」
「問題点がてんこ盛りだろ?」
「日本書紀や古事記だって異本が多数あるんだけど、ヲシテ文献は、民間で伝承されてきた上、書写時のミスや改変が起こり易い性質があるわけね。長年の書写で大きく変っていると考えることはできないかしら?和仁估さんなんか、カタカナを書いちゃう始末だからね」
「そんなにカンタンに割り切れるかどうか、よく分からないってわけか」
「例えば、一般に、平仮名の写本では仮名遣いの変遷をたどる資料にならないのね」
「なんでだい?仮名遣いって、平仮名の使い方だろ?」
「平仮名の文章って、写本作成者が、その時代の一般的な仮名遣いにカンタンに書き換えちゃうことが多いわけよ。漢字だったら、画数も多いし、そんなに書き換えないわけね」
「その時代時代の仮名遣いに引きずられるわけだ。学者じゃないからな。ヲシテもそうい性質があるのか?」
「ええ。写本作成者がいたとしたら、やはりその時代時代の仮名遣いに引きずられるでしょうね。それから、ヲシテは、筆記時の書き間違いも起こり易いのよ」
「なんでだい?」
「文字形が単純で、基本形の数が少ないからね。よほど注意しないと、写し間違いが起こるのよ。現存する写本の間でも、かなりの数の相違があるわけ」
「うーん。それは理屈としては分かるが、しかし、仮定の問題だよな。最古の完写本が江戸時代なんだから、それ以前に別の写本があったという証拠がないとなあ」
「だから、いま言ったヲシテ文字形の分析結果も、何度も疑い続けたわけよ。だけど、疑っても、疑っても、そこに圧倒的な数量の例証があるわけ。この事実も動かないわ」
「つまり、普遍的な言語学的アプローチをとると、なぜか別の答えが出ちゃったわけだ・・・・・・だから本を出すことにしたわけか」
「繰り返し、繰り返し疑おうとも、理性に対して明らかな明証、つまり誰でも目で見て確認できるような物自体がそこに残っていたのなら、記録し、広く提示しなければならないわ」
「デカルトみたいになってきたな・・・・・・コツコツやる奴ぁ、ご苦労さん」
「そういうわけで、ヲシテは日本語の源だという、大風呂敷を広げさせて頂きました」
「ちょっと走り過ぎじゃないか。東京スポーツみたいだよ」
「うーん。まあ、これくらいの大風呂敷は、いいんじゃない?本は年間何万冊も出てるんだから、ちょっとは目立つようにしないとね・・・・・やり過ぎだったかしら?」
「いや、やまとことばの語義も文法も、すべてヲシテ文字形、さらに原初世界イメージから一元的に説明できるという事実があったとすると、それくらいの大風呂敷を広げても許されるかもな」
「ありがとう」
「参考までに聞くけど、近代人、近世人は無数の人工文字を作ってきたわけだけど、日本語みたいな自然言語を表す文字で、語義とか文法とかを文字形で表現した例ってあるのかい?」
「無いんじゃないの?もしあったら、驚くべき超天才だよね」
「常識ではとても考えられない珍事になるわけだな」
「ええ。江戸時代の創作だとしたら、それこそ言語学者がひっくり返るんじゃないかしら」
「しかし、(よみがえる日本語)では、具体的な例証をたくさん挙げて説明してるのか?」
「いえ。たった366頁じゃ、とても無理」
「じゃあ例証不足、論証不足だな」
「もちろん。続編を何冊も出さないと、とても説明できないわ。それほどたくさんの例証があるわけよ」
「しかし、4000円もする本が、そんなにたくさん売れるわけないよ。今回の本が売れ残ったら、次はもう出ないな」
「そういうことで、みなさん、よろしくお願いしまーす」
「しかし、明治書院といえば、国語関係では名門だろう」
「うん。だから仮説の当否はともかく、本の内容はそれなりのレベルのものだと思います」
「確かに、ここまで変わった内容の本、本書に似た本は、世界中の本屋を探し回っても、ただの一冊もないだろうな」
「それだけでも、初版を買う価値があるかも。・・・それでは、最後に、まえがき、目次をここに挙げておきますね」
よみがえる日本語―ことばのみなもと「ヲシテ」
著者:青木 純雄
販売元:明治書院
発売日:2009-05
おすすめ度:
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まえがきの抜粋
「(ヲシテ)が原・日本語である。
これまで謎であった日本語の本質と起源が、ヲシテによって明快に解けるからである。
日本語の言葉の意味と成り立ち、そして文法が、ヲシテによって説明できるからである。
我々、「日本語・原論」プロジェクトは、その結論を、明らかな根拠とともに、無数の言葉の用例・文法の用例とともに、具体的に示すことができる。
ヲシテからは、日本語の本当の姿が見える。」
目次 (概要)
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序文
はしがき
プロジェクトメンバー紹介
第一章 ヲシテ文献とは何か
第二章 ヲシテとは何か
第三章 ヲシテ研究の前提
第四章 ヲシテ分析の準備
第五章 ヲシテ分析の道具
第六章 図象とイマジネーション
第七章 ヲシテ文法とカナ文法
第八章 安定原詞と安定分詞
第九章 呼求分詞(こきゅうぶんし)? ― 動詞
第十章 呼求分詞? ― 形容詞
第十一章 呼求分詞? ― 助詞
第十二章 文の発生
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目次 (詳細)
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序文
はしがき
プロジェクトメンバー紹介
第一章 ヲシテ文献とは何か
一. ヲシテ文献のあらまし
● ホツマツタヱ
● ミカサフミ
● フトマニ
● ヲシテ文献の全体像
二. 再発見の経緯
● 和仁估容聡(わにこ・やすとし)
● 小笠原通當(おがさわら・みちまさ)とその子孫
● 奉呈本(ほうていぼん)の再発見
三. 参考文献の紹介
● ホツマツタヱの原文を開示したテキスト
● ホツマツタヱ(ヲシテ原文)と記紀を厳密に対比したテキスト
● ヲシテ文献の校訂テキスト
● ヲシテ文献の辞書
● ヲシテ文献の歴史的位置づけを論じた研究書
● ヲシテ文献の再発見
● ヲシテ文献を近世の偽作とする立場からの文献、ホームページ
四. まとめ
第二章 ヲシテとは何か
一. 対象とする写本(ホツマツタヱ)
● 和仁估安聡本(ヤストシ本)
● 小笠原長弘本(ナガヒロ本)
● 小笠原長武本(ナガタケ本)
● 内閣文庫所蔵本 (内閣文庫本)
● ホツマツタヱの写本の系統
二. 対象とする写本(ミカサフミ)
● ミカサフミ(ミカサフミ・ヤストシ本)
● 生洲問答(生洲問答ヤストシ本)
● 生洲問答(生洲問答ナガタケ本)
● トシウチニナスコトノアヤ(トシウチ フセン伝本)
● 朝日神紀
● 春日山紀
三. ヲシテフォント
四. 対象とするヲシテ ― 基本ヲシテ
五. 母音図象と子音図象
六. 対象とするヲシテ ― 変体ヲシテ
● 濁点図象
● 数詞図象
● その他の特殊図象
八. まとめ
第三章 ヲシテ研究の前提
一. テキストそのものを読め
二. ヲシテ原文と平仮名・漢字の相違
三. 仮名遣い・表記への影響
四. まとめ
第四章 ヲシテ分析の準備
一. ヲシテ研究は語学である
二. 原詞と分詞
三. ヲシテ図象
四. 表音文字としてのヲシテ
五. アルファベットとの違い
六. 平仮名・カタカナとの関係
七. 万葉仮名
八. いわゆる上代日本語八母音説について
九. ハングル
一〇. 阿比留文字
一一. ヲシテは表意文字である
一二. 表意文字としてのヲシテとカナ、ハングル
一三. ヲシテと漢字の違い
一四. 書字方向
一五. 態図象と相図象
一六. 分詞の相展開
一七. 分詞の態展開と活用
一八. 「日本語・原論」プロジェクトで扱わない事
一九. まとめ
第五章 ヲシテ分析の道具
一. デジタルヲシテ
二. 分詞表
三. 分詞表を利用して原詞の語義を探る
四. 分詞表を利用して語彙と語義の変遷をさぐる
五. まとめ
第六章 図象とイマジネーション
一. ヲシテ図象はイメージを表す
二. 態図象
三. ?(ア)・・・ うつほ(ウツホ)態
● 基本イメージ
● 派生イメージと両義性
● 時制
● 漢訳語
四. ?(イ)・・・ かせ(カセ)態
● 基本イメージ
● 派生イメージ
● 時制
● 漢訳語
五. ?(ウ)・・・・・ほ(ホ)態
● 基本イメージ
● 派生イメージ
● 時制
● 漢訳語
六. ?(エ)・・・・・みつ(ミツ)態
● 基本イメージ
● 派生イメージ
● 時制
● 漢訳語
七. ?(お)・・・・・はに(ハニ)態
● 基本イメージ
● 派生イメージ
● 時制
● 漢訳語
八. ? ・・・(ア)相
九. ? ・・・(カ)相
一〇. ?・・・(ハ)相
一一. ?・・・(サ)相
一二. ?・・・(ナ)相
一三. ?・・・(マ)相
一四. ?・・・(ヤ)相
一五. ?・・・(タ)相
一六. ?・・・(ラ)相
一七. ?・・・(ワ)
一八. さらなる深層へ・・・・・原初世界イメージ
一九. まとめ
第七章 ヲシテ文法とカナ文法
一. 日本語とは何か
二. ヲシテは日本語のレントゲン撮影である
三. ヲシテ文法のアプローチ
● 語義
● 品詞体系
● 活用
● 文の発生
四. まとめ
第八章 安定原詞と安定分詞
一. 造語器としてのヲシテ
二. ヲシテの縦膠着性
三. 分詞と単語の違い
四. 語義形成器としてのヲシテ
五. 安定分詞と安定原詞
六. 安定分詞の種類
七. 安定原詞の合着と安定分詞
八. 安定原詞の合着と相・態
九. 安定分詞の複合
一〇. カナ文における合着と複合
一一. 複合と合着の区別
一二. 安定分詞と構文
一三. まとめ
第九章 呼求分詞(こきゅうぶんし)? ― 動詞
一. 構文形成器としてのヲシテ
二. 呼求原詞(こきゅうげんし)
三. 呼求分詞(こきゅうぶんし)
四. 動詞の語幹
五. 動詞の活用の本質
六. 動詞の活用語尾
七. 活用語尾の相展開
八. 動詞の発生=活用語尾の発生
九. 活用による動的イメージの表現
一〇. 活用語尾の添着と合着
一一. 動詞への応着
一二. 動詞の複合
一三. 縦膠着の四タイプ
一四. まとめ
第十章 呼求分詞? ― 形容詞
一. 形容詞の活用と成り立ち
二. 形容詞の語義形成
三. 終止形の活用語尾
四. 活用語尾はなぜ?相と?相なのか
五. ?相の活用の本質
六. 動詞と形容詞の比較
七. ヲシテ文法とカナ文法による形容詞の理解
八. まとめ
第十一章 呼求分詞? ― 助詞
一. 本書のアプローチ
二. 助詞や(や)の構文形成作用
三. 助詞や(や)を相・態から分析する
四. よ(よ)
五. そ(そ)
六. 助詞の相・態の働きのまとめ
七. 助詞のイメージ
八. 助詞と動詞の比較
九. 助詞と形容詞の比較
一〇. 助詞と名詞の比較
一一. まとめ
第十二章 文の発生
一. 膠着の類型を整理する
二. 呼求分詞と文の発生条件
三. 日本語の構文
四. ヲシテから見た文の発生
五. ホツマツタヱ奉呈文を読む
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よみがえる日本語―ことばのみなもと「ヲシテ」
著者:青木 純雄
販売元:明治書院
発売日:2009-05
おすすめ度:
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