映画「花のあと」
2010年3月13日全国ロードショー
映画:「花のあと」公式ホームページ
映画:「花のあと」先行上映 北川景子さんあいさつ−−山形 /山形
毎日新聞 -Feb 27, 2010
昨年3〜4月に鶴岡市などで撮影された時代劇映画「花のあと」(藤沢周平原作)が県内4映画館で先行公開され27日、主演の北川景子さんが山形市河原田のムービーオンやまがたで舞台あいさつした。北川さんは藤沢作品を演じたことについて「山形をはじめ全国にファンが多いので、プレッシャーがあった」と明かした。一方「『花のあと』に限らず、冬の雪景色や春の桜、言葉に出さなくても相手に通じる心など、日本独特の美しさが描かれている」と魅力を語った。
作品は、ひそかに思いを寄せた下級武士のあだ討ちのため、北川さん演じる女性「以登」が剣を取って戦う恋物語。先行上映はムービーオン以外にソラリス・フォーラム山形▽ワーナー・マイカル・シネマズ米沢▽イオンシネマ三川。県外での公開は3月13日から。【鈴木健太】
北川景子さん「共感できる作品」 県内で「花のあと」先行上映始まる
山形新聞 2010年02月28日 13:36
鶴岡市出身の作家藤沢周平さんの短編を原作に、庄内ロケを行った映画「花のあと」の先行上映が27日、全国に先駆けて県内で始まった。主演の北川景子さんが山形市のムービーオンやまがたとソラリスで舞台あいさつ。「日本人が共感でき、すがすがしい気持ちになれる作品になった。山形の皆さんに一番早く届けることができてうれしい」と語った。主人公は海坂藩の武家の娘以登(北川さん)。ひそかに思いを寄せていた剣士が謀られて自害したと知り、自らの命を懸けて正義を貫く。昨年4月に、桜が咲く鶴岡市の鶴岡公園をはじめ、致道館、玉川寺などでロケを行った。
北川さんは「日本中にファンがいる藤沢作品を演じることにプレッシャーを感じた」と述べ、「見てくれた人に絶対に満足してもらえる作品にしたいと強く思った。殺陣や所作など、初挑戦のことがたくさんあったが、半年間けいこして臨んだ」と振り返った。
主人公の以登について「自分の決めたことを貫く芯の強さ、真っすぐなところは自分と似ている」と北川さん。「藤沢作品には、日本の美しさが詰まっている。この映画が日本の良さを広めていくような作品になればうれしい」とPRした。
三川町のイオンシネマ三川、米沢市のワーナー・マイカル・シネマズ米沢でも先行上映。3月13日に全国公開される。
北川景子、「自分でもあだ討ちに行く」…映画「花のあと」トークショー
スポーツ報知 2010年3月1日06時00分
女優の北川景子(23)が28日、都内で主演映画「花のあと」(13日公開)のトークショーを行った。北川は原作者の故・藤沢周平さんの長女でエッセイストの遠藤展子さん、脚本を手がけた長谷川康夫氏と共に出席。初の時代劇で、無念の死を遂げた好きな人のかたきを討つヒロインを演じた北川は「勝ち気なところが似ていて全体に共感できた。もし同じ立場だったら、自分もあだ討ちに行くと思う」と勇ましい発言。藤沢作品の映像化には慎重な遠藤さんも「きれいな北川さんに演じていただいて、原作よりも良くなったかな」と太鼓判を押していた。