当方の北岡記者が某所で暴言。
暴言内容は、
「今時、気の利いた読者は、日刊ゲンダイや週刊朝日なんか読まないだろう」
です。
編集部には、ま、謝罪しないけれど、日刊ゲンダイや週刊朝日の読者には、謝罪するそうです。
そもそも、発端は以下です・・・・・
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
で、謝罪内容は以下です。
以下の内容で、日刊ゲンダイや週刊朝日の読者は理論武装できます。
なお、悪徳ペンタゴンはでてきませんので、安心して読んでください。
民主党大敗といわれている参議院選挙の数字のトリック
BY 北岡隆志。
民主は惨敗か?
選挙区での投票率は 民主は今回38.97% 前回選挙では40.45%。 自民は今回33.38%で、前回 31。35%。
明らかに、民主が上回っているのは前回とかわらない。
比例区では全体で民主、31.56%で、自民24.07%で民主が大きく上回っている。
では、選挙区選挙で、これほど、民主が負けたのは「悪徳ペンタゴンの陰謀」でなくて、一人区での数字のトリックがあるから。
個別の選挙区をみると、一人区では、比例区の得票は民主が自民に勝っているところが多い。それなのに、自民が一人区で勝っているのは、自民党の得票に公明党の得票を足すと勝っているケースが多い。
つまり、自公の連携がうまくいったことが大きいのと、自民党が一人区に重点的に、戦力を投入した選挙戦術がある程度効果があったとみる。
ただし、民主党は比例区で、前回39.48%の支持が、今回は31.56%と大きく落ちたので、惨敗というかどうかは別にしても支持は落ちた。
では自民党は復権したか?
自民党の支持率は選挙区は今回、33.87%、前回 31.35%。
つまり、増えていない。復権にはほど遠い。
「みんなの党」は10.24%。ここに民主党への批判がまわった。
比例区の投票は自民1407万、民主1845万。
つまり、自民党はまだ復権とはいえない。
比例区の矛盾
マスコミは指摘しないが、比例区の当選者の得票をみると、この制度の矛盾がみえてくる。
「みんなの党」は3万7000票で当選している人がいるのに、国民新党では全体で100万票をとり40万票をとっている人もいるのに当選者はいない。
これは比例区が政党の総投票で、当選数を確定して、当選者は投票数の多い順に決めるという制度であるため。
よって、「みんなの党」のように総投票794万票のうち、個人名でなく政党名が723万票のような政党は個人の得票がわずかな得票でも当選してしまう。
みんなの党は比例区7議席。国民新党は0議席。
以上
なお、当方のボスの見解。
「実は、この数字のトリックに一番、精通しているのが小沢一郎さんなのです。前回の参議院選挙では、この数字のトリックを逆手につかい、民主党は、1人区で大勝した。ところが、枝野幹事長も、安住選対委員長もこの数字のトリックに何も対応しなかった。『政治はガキの使いではつとまらない』(小沢一郎の名言)ということですね」(当方ボス談)
さらに辻野記者の分析。
「自民は公明と連携してくる。
では、民主党は、国民新党や社民党と連携しなくては勝てないということ。
1)社民党の政権離脱で、労組の票が動かなかった。結局、労組の票は死に票になったものが多い。(社民党も共産党も議席を伸ばせなかった)
2)国民新党の郵政票、特定郵便局の票などが動かなかった。
つまり、菅さんは、郵政法案と労働者派遣法を、先延ばしせずに、無理矢理でも成立させるべきだった。
これは、菅政権の国対が、いかにおぞかったか?ということ。
社民党が政権離脱しても、労働者派遣法を成立させておけば、選挙協力はできたはず。
左利きをうまく取り込んで、民主党は政権をとれた。
『なんとかと、左利きはつかいよう』という、小沢戦略を、左利き出身の菅さんも、仙谷さんも使えなかったということです。私の彼は、左利きなのに・・・」
以上