【時代小説発掘】
針と針
瞳綺羅(ひとみきら)


(時代小説発掘というコーナーができた経緯)

【梗概】:
 元ならず者の作治は、刺青を彫る彫師。美貌の琴はまじめな針妙(しんみょう)。二人は幼なじみである。
 作治は琴に惚れていたが、琴は身分違いの淡い恋に破れたばかりであった。
琴の母・トメは日に日に鮮やかになってゆく娘の美貌を警戒し、「お前は醜い」といい続け、一生嫁に出さないと言う。トメのそのかたくなさには理由があった。
 ある日、琴が付け火の嫌疑を掛けられ、番屋に引っ立てられる。
 トメは泣き崩れた。作治は衝動的に外に飛び出し、事件解決に乗り出す。・・・

【プロフィール】:
瞳綺羅(ひとみきら)
プロフィール:時代小説勉強中の雑文ライター。趣味は江戸散策と睡眠。


瞳綺羅のこれまでの作品

指のみちしるべ


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針と針2010年9月10日