オフイス・マツナガのブログ

カテゴリ: 【サーベラス関連】


 国会タイムズ 2007年12月5日号

 次は何を歪めるのか
 外資「サーベラス」!!

 という記事がありましたので、一部抜粋して紹介します。

 

 ハリウッドの有名テレビプロデューサー脅迫事件

 日本リース・おあぞら銀行(旧・日本債券信用銀行)・長崎屋・国際興業・西部ホールホールディンズetc・・・を投資ファンドで傘下におさめ、今なお、日本企業の”再建・厚生”という美名のもとに企業買収を押し進めている投資ファンド会社に、アメリカの元副大統領ダン・クェールを顧問に、ブッシュ政権下の財務長官(昨年六月辞任)だったジョンスノーを会長(同年一〇月就任)に据える「サーベラス・キャピタル・マネジメント(本部・ニューヨーク)がある。

 アメリカの年金基金や内外の機関投資家などから集めた(投資)信託金を基に運営されているこのファンド会社だが、日本では東京都港区南青山の<地上げ>に端を発した傘下不動産会社が、”地上げを邪魔した”と、暴力団関係者を使い国会議員を脅したとした「糸川衆議院議員脅迫事件」で、その名は知られている。

 本紙では、かって、同ファンドの傘下企業の一つを「何が起こっているのか国際興業」として報じたことに続き、今号は、その”ハリウッドの有名テレビプロデューサー脅迫事件”でこれを再検証する。

 尚、サーベラスとは、地獄の番犬・ケルベロスの英語読みであるという。



続きを読む


 サーベラス関連に関して、「かりゆし」さん(http://taruwosiru.seesaa.net/)というブログがうまくまとめています。
 ご自身の分析と解説をくわえながら。
 なるほどですね。こちらもあらためて、勉強になります。
 かりゆしさんは、名前のとおりに、沖縄の方のようです。
 それ以外に、沖縄情報が満載です。
 ぜひ、一度、訪れてみてください。

本場米国でも悪名高いサーベラスと、日本マスコミの堕落
http://taruwosiru.seesaa.net/article/64185785.html

以上


 当サイトで何度か、取り上げた「サーベラス」問題。
 【サーベラス関連】 を参考にしていただければ、これまでどう報じてきたかわかるとおもう。また、最近の「サーベラス」関連のニュースは、サーベラス政治-youtubeで見るニュースでみてもらうと最新情報がわかります。

 この件に関しては、複数の海外のメディアから取材をうけました。しかし、なかなかどこも記事にならない。日本だけでなく、本場の米国でも結構タブーなのか?と思っていたときでした。

 当ブログの愛読者という、米国ロサンゼルス在住の方から、地元の一部のメディアでサーベラスの件が、報じられているとの報告がありました。
 指摘してくれたのは、「CALIFORNIA TIMES 」 「 Santa Monica Daily News」などで、わざわざ現物までお送りいただきました。

カリフォルニアタイムズサンタモニカ

 

 

 

 

 


 

http://officematsunaga.com/up/CaloforniaTimes.jpg
http://officematsunaga.com/up/SantaMonicaDailyNews.jpg

 すぐにでも紹介しようとおもったのですが、いずれの新聞も地元有力新聞というわけでなく、さらに発行元の確認にも結構手間をとりました。
 ローカルなニュースペーパーということで、その影響力は限られたものであるとおもうのですが、情報提供してくれた方によると、「サーベラスは、日本だけでなくて米国内のメディアに関しても、すぐに告訴したり、圧力を加える。そのため、ロスではなかなかとりあげるところがすくない。しかし、ロスやデトロイトでは、サーベラスへの疑念はますますひろまっています」ということです。

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 オフイス・マツナガの松永他加志のコメント。

「私たちが特別にサーベラス問題の取材をつづけてきたというわけではない。他の多くの日本の記者やジャーナリストと同じように取材をしてきただけだ。そういう意味では私たち以上に、詳細を取材している記者やジャーナリストが複数いる。
 私たちは取材の過程で、『糸川証言テープ』と、『サーベラスと毎日新聞の訴訟文書』を入手した。しかし、残念ながら、この内容をとりあげてくれる媒体はなかった。そこで、インターネットで、証拠となる客観的なデータを公開し、それを保存しておき、いつでも誰でも閲覧できるようにしておこうと考えただけのことだ。なぜなら、これらの資料は、第一級の一次資料であるとおもわれたからだ。
 しかし、いくらインターネットといっても、サーバーや、ネット配信のプロバイダー自体に圧力が加えられ、その記事自体が削除されたり、閉鎖される危険性があることをしっていた。すでに、その例があったからだ。
 そこで、複数の有志のネット関係者に相談し、圧力や介入に比較的つよいとされるサーバーを複数提供してもらった。そして、同時多発的に、ふたつのデーターをアップロードしたのだ。
 それで、インターネットで二つの客観的な一次資料である『糸川証言テープ』と『サーベラスと毎日新聞の訴訟文書』が閲覧できるということになっただけだ」

「このネットを利用した情報の公開は、実は、様々な反響をよぶとともに厄介な問題もおこしたことも事実だ。事務所には猫の死体がおくりつけられ、私やそのスタッフに興信所がついた。これに協力したネット関係者にも、圧力や場合によっては懐柔があった。
 しかし、猫の死体などのいやがらせ行為がサーベラスによるものという証拠はない。だから、それがサーベラスによるものだとは断言できない。
 しかし、サーベラスの問題をあつかうと、何らかの圧力や、懐柔があるというのは、日本のマスコミ関係者の間では、公然の秘密事項だ」

「私たちは、サーベラス問題のスペシャリストではない。取材過程でえたふたつの客観的にして、十分に歴史的な検証に耐えうるであろう一次資料を、保全し公開しただけだ。これには、多くの日本のネット関係者の協力があった。インターネットという存在がなければ、できなかったことだろう」

以上


サーベラスによる日本の国会議員への恫喝・脅迫

 サーベラスは、日本の国会議員も服従させた。
 サーベラスの青山での地上げ問題を日本の国会で追及した国会議院(国民新党・糸川正晃)に対して、サーベラスは、その追求を辞めるように恫喝したのだ。この恫喝シーンは、ハリウッドの映画シーンも真っ青のものだろう。ただ、役者が、日本のほんもののヤクザと、日本の政治家の秘書、サーベラスの代理人である日本人で、ジョニー・デップやブラッド・ピットが登場しないことぐらいだろう。

 後にこれは脅迫事件となり、サーベラスの地上げにかかわった平和奥田の山元泰之が逮捕されている。
 サーベラスはこの逮捕に対して、「関与」を否定して、国会議員への脅迫行為には、無関係としているが、サーベラスの土地の地上げでは、100%サーベラス子会社の河井一彦と、平和奥田の山元泰之は表裏一体関係で、地上げにあたっていたのだ。

 このなまなましい、国会議員への脅迫用の様子は、後に、糸川議員が記者の取材に応じて、証言している。いわゆる「糸川証言テープ」といわれるものだ。しかし、このテープの内容は、表沙汰になることはないと思われていた。それは、サーベラスに服従した毎日新聞社の記者によって取材記録されたテープだからだ。

 しかし、このテープの内容も、日本のジャーナリストらによって、入手され、これもインターネットで公開されている。この「糸川証言テープ」によると、サーベラス側の人間が明確に、サーベラスの名をかたり、さらに複数の暴力団を同席させて恫喝している模様がわかる。また、興味深いのは、この脅迫の過程で、サーベラス側の人間は、日本の大物政治家の関与を明瞭にかたっているのだ。
 
 これだけの話題を日本のほとんどの新聞社、マスコミは、沈黙をまもっている。複数の新聞社の記者が、この問題を取材して、記事にしようとしたが、ほとんどは、その新聞社の上司の判断で、記事化されずに埋もれてしまっている。

(この「糸川証言テープ」は、その後、日本のジャーナリストや複数のネット関係者らの手のよって、インターネットで、公開された。そのハリウッド映画も真っ青の内容は今でも、ネットで閲覧できる)

http://www.nikaidou.com/2007/06/post_250.html

https://www.j-cia.com/login.php?url=article.php%3Fa%3D2738

http://great.mailux.com/file_view.php?id=UP4663C83FB869A

http://xfile.poo.gs/itokawavoice.zip

http://youtubenews.topnewnews.com/youtube+news%E3%80%80%E6%9C%80%E6%96%B0%E3%83%88%E3%83%94%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9_/%E6%AF%8E%E6%97%A5%E6%96%B0%E8%81%9E.html

以上


 

 サーベラスと日本のマスコミ

 サーベラスが日本のヤクザや政治家をつかった地上げをおこなっていると指摘したのが、日本を代表する新聞社のひとつの毎日新聞社だった。この記事に対して、サーベラスは問答無用の1億ドルの訴訟をおこした。
 しかも、サーベラスはこの訴訟を日本でなく、米国のニューヨークの連邦裁判所でおこなった。
 
 のちにこの訴訟は、裁判所によって管轄外ということで棄却されている。

 それはそうだろう、毎日新聞社は日本の新聞社で、その取材活動はほとんど日本国内に限られ、その記事の配信もほとんど日本国内に限られる。毎日新聞社がサーベラスの不法な地上げを告発した記事も、ほかでもなく日本の国内の東京・青山の土地だった。この土地に取引にかかわった人々は、日本の企業で、これに関与したとされる「ヤクザ」や「政治家」もすべて日本に在住する日本人だった。つまり、サーベラスが毎日新聞社の記事の不当性を米国ニューヨークで起こすことこと事態が、不自然で、理にかなわないものだった。

  訴訟権の濫用とはこのことをいうのだろう。
 だが、この濫用は日本では十分に効果があったのだ。それは日本の新聞社、マスコミに対する恫喝の効果だった。

 サーベラスから訴えられた毎日新聞社は、この訴訟に対して全面的に屈したのだ。それは、和解という名のもとでの、サーベラスに対する服従だった。

 不思議なことに、これ以降、日本の新聞社、マスコミはサーベラスの不当行為、不正行為を追求する記事を掲載していない。サーベラスは日本の新聞社、マスコミを服従させることに成功したのだ。

 その訴訟権の濫用と、服従の姿は、裁判所記録でわかる。
 これは、サーベラスの実態を知る上での、重要な資料であり証拠となるだろう。
 と同時に、サーベラスは巧妙な企てと、策謀とは裏腹に、この裁判所記録で、重大なミスを犯している。彼らは、ここに世の中の多くの犯罪者がおかす同じ過ちをおかしてしまった。足跡をのこしてしまったのだ。

(このサーベラスの毎日新聞社へ訴訟の内容は、その後、日本のジャーナリストや複数のネット関係者らの手のよって、インターネットで、日本文に翻訳されて公開された。その訴訟内容は今でも、ネットで閲覧できる)

サーベラス文書1
http://great.mailux.com/file_view.php?id=UP4650EC5B29385
サーベラス文書2
http://great.mailux.com/file_view.php?id=UP4650ECC6ABF4F
サーベラス文書3
http://great.mailux.com/file_view.php?id=UP4650ED2FA8549
サーベラス文書4
http://great.mailux.com/file_view.php?id=UP4650ED5FA03FD



以上
 

 外資のハゲタカファンドの典型的なサンプルとして、この間、取材してきた「サーベラス」。
 日本では、あおぞら銀行、西武、国際興業を買収したとしてしられている。
 さらに南青山3丁目の地上げでは、暴力団をつかった地上げをおこない、それを指摘した毎日新聞社に対して、米国ニューヨークで損害賠償訴訟をおこした。
 民事とはいえ、莫大な損害賠償訴訟を、日本でなく、米国で起こすという手法は、まさに言論弾圧を目的としたものといえる。
 この訴訟の準備書面を、当ブログでは公開したが、この訴訟に対して毎日新聞社は事実上の敗北宣言といえる和解をした。

「いくら勝てる裁判でも、米国でおこされたら、その準備段階で、莫大な費用がかかる」と毎日新聞社の幹部の一人がいうように、日本のマスコミに対して核弾頭的な効果があったのが、サーベラスのニューヨークでの訴訟だった。

 その問題の「サーベラス」
 今回は、買収した「国際興業」で、ハゲタカファンドの得意技である「解体売却」作業がはじまった。ハゲタカファンドの、ハゲタカたる正体を明らかにしたのだ。

 以下記事参照:

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米サーベラス、帝国ホテル株売却へ、三井不・三菱地所と交渉。
2007/07/03, , 日本経済新聞 夕刊,


 【ニューヨーク=松浦肇】米大手投資ファンドのサーベラス・キャピタル・マネジメント(ニューヨーク市)は、保有する帝国ホテル株(発行済み株式の約四〇%)全株を売却する方針を固めた。サーベラスは国内企業に売却する意向を示しており、三井不動産と三菱地所に買い手候補を絞って最終交渉を進める。帝国ホテルは都心の一等地に位置し、近隣商業地を含めた総合開発に弾みがつくうえ、参入が相次ぐ外資系ホテルとの競争も激しくなりそうだ。
 複数の関係者が明らかにした。サーベラスは二〇〇四年十二月に帝国ホテルの筆頭株主である国際興業を買収。国際興業の再建に当たり、保有する帝国ホテル株の売却機会をうかがっていた。都心の開発競争やこれに伴う地価回復を受け売却の好機と判断している。
 サーベラスは年末までに売却先を決める考え。すでにM&A(企業の合併・買収)の財務アドバイザーとしてみずほ証券を指名、帝国ホテルの企業価値向上案や売却価格を巡り、昨年から複数の買い手候補と交渉を進めてきた。
 帝国ホテルの時価総額は六月末時点で千三百億円。単純計算するとサーベラス保有分の売却額は約五百二十億円だが、買い手は過去数カ月の加重平均価格にプレミアム(上乗せ価格)を加えるのが通例だ。
 売却方法は入札ではなく、相対交渉で実施する。これまで一部の外資系ファンド・ホテルなどが買い手候補として浮上していたが、関係者によると、買収提案に勝る三井不と三菱地所に絞り込まれている。
 帝国ホテルは海外要人の宿泊所や迎賓館として明治政府が一八九〇年に開業。サーベラスとアドバイザー役のみずほ証券はこうした歴史に配慮し、外資系ではなく日本企業への売却に意欲を見せている。
 サーベラスは一九九二年設立で運用資産は推計で二百二十億ドル。企業再生投資ではあおぞら銀行(旧日本債券信用銀行)や西武鉄道などへの出資で知られる。 
 
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 これは日本経済新聞の記事。
 サーベラスに恫喝されて、軟弱にも和解した、毎日新聞はこの件をこのように報じている。

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米サーベラス:帝国ホテル株売却を検討 三井不動産、三菱地所が有力2007/07/04, , 毎日新聞 朝刊,

 米大手投資ファンドのサーベラス・キャピタル・マネジメントが、傘下の国際興業(本社・東京)が保有する帝国ホテルの株式(発行済み株式の約40%)を売却する方針を固めたことが3日、関係者の話で分かった。サーベラスは国内企業への売却の意向を示しており、売却先としては、不動産大手の三井不動産、三菱地所が有力視されている。
 サーベラスは04年12月に帝国ホテルの筆頭株主である国際興業を買収した。国際興業の再建のために帝国ホテル株式の売却を検討していた。日本の地価が上昇に転じ、特に都心の再開発に伴って一等地に立地する同ホテルの価値が向上していることから、売り時と判断したとみられる。
 サーベラスはすでに複数の企業に売却を打診ししている。ただ、帝国ホテルが1890年開業の歴史あるホテルであることから、外資系ファンドなどではなく、国内企業への売却が適当と判断しているとみられる。【増田博樹】 
 
  
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 小泉政権下での竹中平蔵氏が金融担当大臣、財務大臣を経ている間に、おこなわれたのが、郵政民営化とともに、金融の自由化だった。
 この金融自由化の名のもとに複数の、外資の投資ファンドが日本の上陸した。その一つがサーベラスだった。

  この詳細については別にゆずるが、サーベラスが他の投資ファンドを一線を画すであろうといわれるのは、その強引な手法と、日本の金融当局の盲点をついての買収だった。

 そして、サーベラスが買収した「国際興業」が大株主だった「帝国ホテル」株を売買するというのだ。
 しかし、その動きは「帝国ホテル」だけではなかった。

「国際興業」が所有しているホテル、旅館、土地などの「切り売り」はさらにすすんでいたのだ。

サーベラスがやっている、やろうとして「国際興業」解体切り売りの実態について次回で記述する。

 

 
 
LTCM伝説―怪物ヘッジファンドの栄光と挫折
ニコラス ダンバー Nicholas Dunbar 寺沢 芳男 グローバルサイバーインベストメント
東洋経済新報社 (2001/02)
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 日本のマスコミからは、無視され続けながら、他のネット関係者と問題提起した「サーベラス問題」。うちへ動物の死体が送りつけられたり、ボスの松永に興信所がついたりと、いろいろありますが、やはり、無線発信器は掟破りでしょう。380MHZ台でした。撤去のうえ一時預かりしておきます。

 というなかで、先週から米国から取材の依頼が複数きています。
 また10数名の米国の記者団が来日している模様です。

 なんどもいいますが、うちは英語は得意ですから、特にボスに取材する場合は、必ず通訳をつけてきてください。資料等は喜んで提供させていただきますが、この記者団には、サーベラスサイド側の記者もいるとか・・・・。

 なるほど、日本も米国も業界事情は同じですね。
 サーベラス問題は、日本での、トカゲのシッポ切りではすまなくなったようですね。まして、一新聞社さんの問題でおわっても困るわけですね。

 詳細は書けませんが、そんなところです。

以上

 

 読売新聞の記事ですが、例の33面の2段記事です。

読売糸川

 

 

 

http://officematsunaga.livedoor.biz/yomiuriitokawa.jpg

 松永いわく、「間違いがひとつあるので、指摘したい」ということです。

 本文記事中

「毎日新聞社はICレコーダーの所在について、2月の記者会見で「メディア関係者(ジャーナリスト)が廃棄したと(画家から)聞かされた」と説明していたが、最終的には廃棄を確認できていない。」

 とありますが、松永は廃棄しておりません。山本集氏に返却しています。
 また、「ダウンロードしようとしたが、ソニー製のICレコーダーで、専用のソフトや、専用のUSBケーブルがいるため、ダウンロードできなかった」
 ただし、すべてを聞いた人間として、
「今回、ネットで掲載されているものは、その時、聞いた物と同じとおもう」
 ということです。

 さらに、
「最初に聞いたときにおもったけれど、糸川議員と大平記者は親しいと言うよりは、いわば、この問題では同志的な関係にあったとおもう。いや、これがいい悪いという形式論でなくて、時に記者と政治家はこういう関係をもつこともある。それは、個人の利益のためでなくて、お国ためと、おもう時だろう。
 オレも若干の経験がある。これは、いい悪いという次元の話でないとおもう。
 そのうえで、ここまでの同志関係、信頼関係がある上での取材テープである。それは、十分に歴史的な検証に値する一次資料であると考える。
 しかし、その後、糸川議員は、この取材メモの内容を、大幅に変更、訂正しているし、自らの被害者となった脅迫事件の供述でも変更、訂正している。
 さまざまな事情があったと推察できるが、これは現職国会議員への脅迫行為として、その歴史的な事実として、再検証にあたいするとおもう。さらに、これは司法関係者にとっても重大な警笛となるとおもう。
 糸川議員脅迫事件そのものが再検証されないといけないし、そうしないと、日本の司法関係者に重大な禍根をのこすとおもうのでした」

 以上、松永他加志の談話でした。

以上

聞き書き:その他

 
 

 最近、更年期障害の疑惑がある当方のボスこと、松永他加志。
 例のネットで公開された「糸川音声テープ」のzip版なんですが、やっとこさ自力ダウンロードして、解凍して、聞くことができたそうです。

「あれ?、これ完全にノーカット版だな、これは!」

 というメールが先ほどとどきました。
 ということで、本ブログでは、「本物と断定」します。

以上

 昨日から、複数のサイトで、アップされた「糸川議員の音声テープ」に関して、複数のところから問い合わせがあります。
「これは、ほんものか?にせものか?」という問い合わせです。

現在アップされているサイトは、こちらが確認したところ3つのようです。
他にあるかもしれませんが、現段階ではこちらでは確認しておりません。

確認中のサイト

http://www.nikaidou.com/2007/06/post_250.html

https://www.j-cia.com/login.php?url=article.php%3Fa%3D2738

http://great.mailux.com/file_view.php?id=UP4663C83FB869A

追加:

http://xfile.poo.gs/itokawavoice.zip

zip版でなくて、音声をダウンロードしたサイト
(なお、直リンクは勘弁とのことです。そのへんよろしく)

http://youtubenews.topnewnews.com/youtube+news%E3%80%80%E6%9C%80%E6%96%B0%E3%83%88%E3%83%94%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9_/%E6%AF%8E%E6%97%A5%E6%96%B0%E8%81%9E.html

 糸川メモに関して、経過を簡単に説明します。
 詳細はサーベラス問題 再始動 2007年05月11日

【平成19年】
1月   大平記者の協力者・山本集氏が当事務所の松永他加志に取材データを渡す
1月16日 当ブログに糸川議員の取材メモの抜粋を掲載。
  19日 大平記者から協力者・山本集氏を通じて削除を依頼してきた。それをうけて当ブログから該当記事を削除。
2月22日 糸川議員脅迫の件で建設会社相談役山元康幸容疑者(49)や前滋賀県草津市長が暴力行為処罰法違反容疑で警視庁に逮捕される。
  23日 毎日が取材データ漏洩を公表
      大平記者、諭旨解雇処分

 

 つまり、当方の松永他加志が、この音声テープ(厳密にはICレコーダー)を聞いて、そこから、いわゆる「糸川取材メモ」として抜粋掲載しました。
 その後、松永はこの音声テープのICレコーダー(ソニー製)を返却しています。
 この音声テープを直接きいたことのある人は、当事者以外には、当方の松永と、週刊金曜日の編集長などあと数名ということになります。

 現在、松永が東京にいないため、音声テープの確認に手間取っています。ノートPCは持参しているのですが、ダウンロードや、ZIP形式の解凍などに手間取っています。本人がもどりしだい、本物か、偽物かの真贋鑑定をさせます。 

以上

北岡拝

 

 

 

 

 

 「毎日新聞がサイバッチ、プチパッチに厳重抗議 」というエントリーで、毎日新聞からの「削除・謝罪要求」は本物と確認しました。

 釣りでないかとか?本物か?と疑念をもってしまいましたが、
 本物です。
 毎日新聞社さん、および、サイバッチさんの関係者に非礼がありましたら、お詫びします。

「釣りではありません、本物です」

 以上

 毎日新聞が、サイバッチ、プチバッチに厳重抗議したといわれる「削除・謝罪要求(毎日新聞社)」の全文が判明した。

http://www.mailux.com/mm_bno_list.php?mm_id=MM3CA3323935BAC

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

----- Original Message ----- 
From: "法務室" <t.**g*l@mbx.mainichi.co.jp>
To: <mr.ujimushi@cybazzi.com>
Sent: Friday, June 01, 2007 5:21 PM
Subject: 削除・謝罪要求(毎日新聞社)

 
「サイバッチ」「プチバッチ」編集・発行人
                 毒島雷太 殿
 
 メールマガジン「サイバッチ!」に掲載されている下記2件の記事(タイトル、バックナンバー表示、編集後記を含む)及び「プチバッチ!」に掲載されている下記3件の記事(同)は、事実無根、虚偽の内容であり、株式会社毎日新聞社及び同社代表取締役社長、北村正任の名誉、信用を著しく毀損するものであるので、直ちに、当該5件の記事(同)を削除するとともに、毎日新聞社及び代表取締役社長、北村に対して明確な謝罪をすることを要求いたします。
 2007年6月4日正午までに、削除と謝罪がなされない場合には、刑事、民事を含めた法的手続きを取ることを検討します。

 なお、一部ネットで公開されている「毎日新聞社とサーベラス社の訴訟資料」とされる一連の文書は、毎日新聞社から「流出」したものではありません。米国では一般的に裁判所にファイルされた文書は公開されており、そうした文書は「機密資料」などとは言えず、外部に出ても「流出」や「漏洩」にあたらないことを申し添えておきます。
 
                  記

 【サイバッチ!】「毎日新聞」北村正任社長辞任へ 01041[05/11//06]21:20
 http://www.mailux.com/mm_bno_dsp.php?mm_id=MM3CA3323935BAC&bno=20070523211956
 【サイバッチ!】「毎日新聞」北村正任社長辞任へ!!(2)01042[05/24//06]12:30
  http://www.mailux.com/mm_bno_dsp.php?mm_id=MM3CA3323935BAC&bno=20070524123207

【プチバッチ!】799[05/12//07]
 某全国紙が外資&暴力団と癒着……
【プチバッチ!速報】サーべラス流出事件の闇(2)524号[05/23//00]22:05
 サーべラス流出事件の闇(その2)
 本誌独占スクープで毎日緊急記者会見!!
【プチバッチ!速報】サーべラス流出事件の闇(3)525号[05/23//00]23:35
  サーべラス流出事件の闇(その3)
  ニューヨークに飛び火した取材ラッシュ!!


                   東京都千代田区一ツ橋1-1-1
                   株式会社毎日新聞社
                    法務室長  矢吹 修一


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

続きを読む

これは、2ch用語でいうところの釣りか?と一瞬おもった。
なんでも本日配信のサイバッチによると、サーベラス問題で、毎日新聞社がサイバッチ配信の記事に刑事、民事の告訴も臭わせた厳重抗議文をおくっていたことが判明。

「3割打者」を宣言している「サイバッチ」に毎日新聞社はなにを血迷ったか?

 まずは、本日配信のサイバッチの記事から


===●OH! CYBER PAPARAZZI●=====
【サイバッチ!】毎日新聞・法務室長が厳重抗議!! 01042[06/04//06]00:00
==============================
◆配信数:75896◆無許可転載歓迎。でも、下記記URLは入れてね
http://www.mailux.com/mm_bno_list.php?mm_id=MM3CA3323935BAC
蛆虫日誌 http://blog.livedoor.jp/cybazzi/
タレコミ大歓迎。採用者には[プチバッチ!]の無料購読1週間〜1年分
=============================

●「毎日新聞」法務室長・矢吹修一氏、【プチバッチ!】に厳重抗議!! 
  またまたまた大誤報でついに廃刊か!?

 株式会社毎日新聞社法務室長の矢吹修一氏から、【プチバッチ!】の記事に
削除と謝の罪要求が届きました。
<毎日新聞社及び代表取締役社長、北村に対して明確な謝罪をすることを要
求いたします。
 2007年6月4日正午までに、削除と謝罪がなされない場合には、刑事、民事
を含めた法的手続きを取ることを検討します>。
 本誌がトバシまくってきたのは明確な事実。が、抗議があった場合には即
座に記事の取材過程を洗いなおし、誤報であることが確定すれば、それを隠
蔽することなく、どこでどうして間違ったのかを徹底的に検証し、読者にご
報告してきたのも事実です。
 今回も、いつもと同じように誠意を持って対応させていただきたいと思い
ます。
 株式会社毎日新聞社法務室長の矢吹修一氏はこう記しています。
<一部ネットで公開されている「毎日新聞社とサーベラス社の訴訟資料」と
される一連の文書は、毎日新聞社から「流出」したものではありません。米
国では一般的に裁判所にファイルされた文書は公開されており、そうした文
書は「機密資料」などとは言えず、外部に出ても「流出」や「漏洩」にあた
らないことを申し添えておきます>。
 矢吹氏からは「Friday, June 01, 2007 5:21 PM」にメールをいただきまし
たが、本誌は総力をあげて受信直後からその真偽の徹底検証し続けています。
 なぜなら、矢吹氏の記したことが真実なら【プチバッチ!】はその根幹が
崩壊するほどの重大なミスをおかしたことになるからです。
【プチバッチ!】は「公開された」裁判文書を「最高機密書類」と「勘違い」
し、ドハデなタイトルをつけて煽りまくった? 【プチバッチ!】報道後、
ネットの各所で「勘違い」が広がり、この「公開資料」が大拡散させ、毎日
新聞社に大混乱させてしまったことになるのです。
 だから、もし、今回の記事が「誤報」ならそれは万死に値する。
 だから、もし、矢吹氏のおっしゃることが事実だと確認されたら以下、3
つのことを誠意を持っておこなうことをお約束します。
・記事の削除
・北村正任社長への謝罪
・誤報の記事制作過程とその原因(ただし、ソースは秘匿させていただきま
す)
  株式会社毎日新聞社法務室長の矢吹修一氏からご指定いただいたタイムリ
ミットまで12時間を切りました。
 そして、判明した内容によっては廃刊をも視野に入れた出処進退を表明し
たいと思います。05年2月の「きっこ=勝谷誠彦」問題以来、封印し続けて
いた廃刊宣言を2年4ヶ月ぶり解き放ちます。明日正午、【プチバッチ!】
存亡をかけた回答が公開されるのです。その発行部数わずか30。【プチバッ
チ!】は、常に廃刊をかけて闘い続けています。

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 5月25日に、サーベラス問題で、糸川議員脅迫事件での初公判が行われた。被告の山元康幸容疑者は罪状を否認した。

 これは、外資系ファンド「サーベラスグループ」日本法人の下請けとして、南青山の土地開発に関与していた大証2部上場の不動産会社「平和奥田」の元相談役で東京地所の元相談役の山元康幸容疑者が、昨年の2月に糸川正晃衆院議員(32)が国会でサーベラスグループの地上げについて質問したけんで、糸川議員を脅迫したして、逮捕された事件の初公判。

 まずは、これを報じた3つの記事を紹介。

 

糸川議員への脅迫を否認、初公判で会社役員(ピックアップ)2007/05/26, , 日本経済新聞 朝刊

 東京・南青山の土地取引をめぐり国会で質問した糸川正晃衆院議員(32)を脅したとして、脅迫罪に問われた会社役員、山元康幸被告(50)は二十五日、東京地裁(登石郁朗裁判官)の初公判で「話はしたが脅迫はしていない」と、無罪を主張した。
 会話の内容については「ばかにするような態度を取られたので『政治家や暴力団、右翼が触っていた物件だから、ひどい目に遭わされても知りませんで』と言っただけ」と述べた。
 検察側は冒頭陳述で、山元被告が昨年三月に福井市内のスナックで糸川議員と会った際、店内に暴力団関係者風の客が複数いたため「ここで脅せば、仲間だと思って怖がるだろう」と考えた、と犯行の経緯を指摘した。 
 
   糸川衆院議員脅迫:被告が無罪主張−−東京地裁初公判2007/05/26, , 毎日新聞 朝刊

 東京・南青山の土地取引を巡る国会質問をした国民新党の糸川正晃衆院議員に対し、再質問しないよう脅したとして、脅迫罪に問われた中堅ゼネコン元相談役、山元康幸被告(50)は25日、東京地裁(登石郁朗裁判官)の初公判で「起訴事実は違う」と無罪を主張した。
 起訴状によると、山元被告は、糸川議員が衆院予算委員会で地上げ問題を取り上げたことに憤慨。06年3月3日夜、福井市内のクラブで脅迫した。
 山元被告は捜査段階では認めていたとされるが、この日の初公判では「『あの件は政治家や右翼、暴力団が絡んでいる物件。私の所にも右翼や暴力団が来た。先生もひどい目に遭わされても知りまへんで』と言った(だけだ)」と説明。弁護人も「脅迫罪には当たらない」と主張した。 
 
 糸川議員脅迫男 罪状を否認2007/05/26, , 産経新聞 東京朝刊

 国民新党の糸川正晃衆院議員(32)が東京・南青山の土地開発に関する国会質問をめぐって脅迫された事件で、脅迫罪に問われた会社役員、山元康幸被告(50)の初公判が25日、東京地裁(登石郁朗裁判官)で開かれた。山元被告は「詰問させていただいただけ」などと述べ、起訴事実を否認して無罪を主張した。
 検察側の冒頭陳述によると、山元被告は外資系ファンド「サーベラスグループ」日本法人の下請けとして、南青山の土地開発に関与していた。
 昨年2月の糸川議員の国会質問で、取引の中断に追い打ちをかけられたと感じた山元被告は翌3月、福井市の飲食店で、糸川氏を「あそこにどれだけ金を突っ込んでいるか知っているのか。僕らが何カ月もかけてやってきたことをあんたは壊した。東京の仲間は許さない」などと脅迫した。
 

 

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