オフイス・マツナガのブログ

カテゴリ: 【連載企画】



【時代小説発掘】
風雲 念流剣 四
鮨廾賚



(時代小説発掘というコーナーができた経緯)


【梗概】: 
 時代は室町中期に入ろうとする応永の末から正長にかけて(1420年代後半)。日本最古の剣派念流の道統二代目慈三首座(じさんしゅそ)は、初代念大慈恩の遺言として、南朝再興(後南朝)に一門あげて味方しようとしていた。南朝再興は、本当に慈恩の意思なのか。疑問を持つ正覚庵念道(俗名山入源四郎)とその弟子高垣藤四郎は、やがて、京と鎌倉の公方、後南朝の政争に巻き込まれていく。
本作は、全体4部作の予定で、下記(↓)『悍馬駆ける』の続編に当たります。


悍馬駆ける

http://honto.jp/netstore/pd-book_02503654.html


【プロフィール】:
鮨廾賚此昭和33年(1958)生まれ。平成22年(2010)第40回池内祥三文学奨励賞受賞。現在、新鷹会会員、大衆文学研究会会員、歴史研究会会員、歴史時代作家クラブ会員。


これまでの作品:

風雲 念流剣 一(序章)
風雲、念流剣 二 
風雲、念流剣 三 



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風雲 念流剣 四 2015年2月15日 11時1分






 

【時代小説発掘】
江戸浅草物語9「星宿図の謎に陰陽五行の天才占い師が挑む」
佐藤 高市(さとう たかいち)


(時代小説発掘というコーナーができた経緯)

梗概:
 浅草寺に近い浅草花川戸むじな長屋の住人たちの物語。
 将軍吉宗は、弱体化した幕藩体制を憂慮して、人材登用を積極的に行った。普請奉行の大岡忠相(おおおかただすけ)を南町奉行に抜擢し、幕藩体制の強化を図っていた。
 今は亡き神君家康は、北辰(北極星)に宿っていた。死後も江戸城を守護していた。それは、天海僧正が巧妙に仕組んだものであった。
 北辰には、金神がそこに奉られていると言われており、江戸の守護神としては、これ以上のものはなかった。
 全国の大名たちは、神君家康の眠る日光には、足を向けて寝ることもできなかった。
 そして、天海僧正は、自らの陰陽五行の力を借りて、江戸城を守護するための結界を作った。将軍吉宗は、陰陽五行の天才占い師佐藤瑞法に、その結界をより強固にすることを命じた。
 関ヶ原の戦いで敗れた石田三成を奉る闇の軍団が江戸の町にうごめいていた。一味の首領である黒魔壇牛八は、浅草寺の観音様を狙った。それは、天海僧正が作った結界を破る目論見であった。
 風の喜八や陰陽五行の天才占い師佐藤瑞法の働きにより、浅草寺の観音様は守られたのだった。


プロフィール:   
酉年でも喧嘩鳥の生まれ年で単純明快 東京都生まれ 
小説「谷中物語」で茨城文学賞受賞
江戸を舞台の小説「入梅」が韓国の常緑樹文学に翻訳掲載
江戸の歴史研究会会員 
 


これまでの作品:

江戸浅草物語1 「浅草花川戸むじな長屋の住人たち」
江戸浅草物語2「徳川幕藩体制の最大の危機」
江戸浅草物語3「徳川幕府の危機に陰陽五行の天才占い師参上」
江戸浅草物語4「徳川吉宗、雌伏して時を待つ」
江戸浅草物語5「神君家康の化身徳川吉宗が将軍職に就く日」
江戸浅草物語6「北辰(北極星)に神君宿りて、江戸を守り給え」
江戸浅草物語7「津軽から来た力士柏富士を愛でる相撲甚句」
江戸浅草物語8「徳川幕府の結界が破られる時、北辰(北極星)は輝きを失うのか」




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江戸浅草物語9「星宿図の謎に陰陽五行の天才占い師が挑む」 (無料公開)






【時代小説発掘】
絶唱の最上川
斎藤 周吾


(時代小説発掘というコーナーができた経緯)


【梗概】:
 松尾芭蕉は、奥の細道で、
 『五月雨をあつめてはやし最上川』
 と句を詠んだ。
 作った場所は、山形県北村山郡大石田町の最上川べりである。
 
 山形県の生んだ歌人の斎藤茂吉は、芭蕉に触発され、大石田で、
 『最上川逆白波の立つまでに吹雪く夕べになりにけるかも』
 と短歌に詠んだ。
 
 茂吉の一番弟子に、同郷の結城哀草果(ゆうきあいそうか)が居る。
 茂吉が歌を詠むまでの師弟関係を、苦難に満ちた太平洋戦争末期から終戦時までを綴った。
 
 斎藤茂吉は戦前、ドイツ留学した時、ドイツ人の恋人同士でキスをしているのに遭遇した。
「長い、実に長い」と言って、一時間も物陰から二人を見ていたという。
 
 筆者は茂吉と同郷で、晩年の結城哀草果に二度会っている。
 それを思い出しながら描いた。

 
【プロフィール】:
斎藤周吾 (さいとうしゅうご)
受賞歴
 平成20年8月、日本文学館『最後の家康』で、短編部門の審査員特別賞。
 平成20年1月、(財)斎藤茂吉記念館にて、『短歌部門』で、川嶋清一選で佳作。


これまでの作品:

女帝物語−わが子に
血染めの染雪吉野桜
遙かなるミッドウェー『父からの手紙』前編
遙かなるミッドウェー『父からの手紙』後編
惟正、請益僧円仁に従い入唐求法の旅
随筆 うつけ信長、弱者の戦略
黒田官兵衛物語 六尺四方の暗い地下牢に藤の花が咲く女帝物語−褥の思い出(前編)
女帝物語−褥の思い出(後編)


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絶唱の最上川 (無料公開)2015年1月18日 11時26分









【時代小説発掘】
〈助太刀兵法41〉北斎蛸踊り(3)
花本龍之介


(時代小説発掘というコーナーができた経緯)


梗概
 葛飾北斎の娘のお栄から、謝礼を三十両ではなく三百六十両出すといわれた早船飛十郎は、目を白黒させて驚いたが、このうまい話には思った通りからくりがあった。傍若無人なお栄の態度に、安達屋藤兵衛に相談しなければ受けられん、という飛十郎に安達屋さんには、とうに話を通してあるといって、お栄は鼻で笑う。そこへ登場した安達屋が土産の羊羹を差し出すと、北斎とお栄が大喧嘩をはじめる。二人があきれている所へ、北斎の孫の孝太郎と一緒に兆吉が姿をあらわす。金を出せといって脅す兆吉に、北斎はにべもなく断わる。その場へ飛十郎が出ていくと、兆吉の仲間が四人があらわれて襲いかかる。得意の居合で抜く手も見せず若者たちを倒した飛十郎を見て、兆吉はすぐさま孝太郎に刃物を突きつけると人質にとって逃走していった。


【プロフィール】:
尾道市生まれ。第41回池内祥三文学奨励賞受賞。居合道・教士七段。
現在、熱海に居住している。


これまでの作品:

〔助太刀兵法31〕御家人馬鹿囃子
〔助太刀兵法32〕御家人馬鹿囃子(2)
〔助太刀兵法33〕御家人馬鹿囃子(終章)
〈助太刀兵法34〉夢泡雪狐仇討 ゆめのあわゆききつねのあだうち
〔助太刀兵法35〕夢泡雪狐仇討(2)
〈助太刀兵法36〉夢泡雪狐仇討(3)
〔助太刀兵法37〕夢泡雪狐仇討(4)
〈助太刀兵法38〉夢泡雪狐仇討(終章)
〈助太刀兵法39〉北斎蛸踊り
〈助太刀兵法40〉北斎蛸踊り(2)



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〈助太刀兵法41〉北斎蛸踊り(3) (無料公開)2014年12月21日 11時58分









【時代小説発掘】
風雲、念流剣 三 
鮨廾賚



(時代小説発掘というコーナーができた経緯)


【梗概】: 
 時代は室町中期に入ろうとする応永の末から正長にかけて(1420年代後半)。日本最古の剣派念流の道統二代目慈三首座は、初代念大慈恩の遺言として、南朝再興(後南朝)に一門あげて味方しようとしていた。南朝再興は、本当に慈恩の意思なのか。疑問を持つ正覚庵念道(俗名山入源四郎)とその弟子高垣藤四郎は、やがて、京と鎌倉の公方、後南朝の政争に巻き込まれていく。
 本作は、全体4部作で、下記(↓)『悍馬駆ける』の続編に当たります。

悍馬駆ける

http://honto.jp/netstore/pd-book_02503654.html


【プロフィール】:
鮨廾賚此昭和33年(1958)生まれ。平成22年(2010)第40回池内祥三文学奨励賞受賞。現在、新鷹会会員、大衆文学研究会会員、歴史研究会会員、歴史時代作家クラブ会員。


これまでの作品:

風雲 念流剣 一(序章)

風雲、念流剣 二 


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風雲、念流剣 三 (無料公開)2014年12月15日 16時14分







 

【時代小説発掘】
「ともにしらがの」
山田 英樹



(時代小説発掘というコーナーができた経緯)


梗概
 江戸時代初期の事。浪人・園部多門は、妻・さきが不治の病を患っている事を知る。思い悩んだ末、武士を捨てる道を選ぼうとするが、それに気付いたさきは怒り、離縁してくれと夫へ訴える。
 感情的になった話し合いはこじれるものの、共に相手を思いやった末の決断であり、理解しあった夫婦は残り少ない時間を精一杯大切にしようと誓う。


【プロフィール】:
 福島県会津若松市の生まれで、幼い頃から日本中を渡り歩く暮らしをして参りました。

 しばらくの間、シナリオの勉強に取り組みまして、挫折。
 皿洗い、引越しの手伝い、物置の設置等、様々なアルバイトを体験した後、五十を過ぎてから小説を書き始めて、今は自分の至らなさをひたすら見つめる毎日です。


これまでの作品:

女衒の流儀



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「ともにしらがの」 (無料公開)  2014年11月30日


 



【時代小説発掘】
江戸浅草物語8「徳川幕府の結界が破られる時、北辰(北極星)は輝きを失うのか星)は
輝きを失うのか
佐藤 高市(さとう たかいち)



(時代小説発掘というコーナーができた経緯)


梗概:
 浅草寺に近い浅草花川戸のむじな長屋の住人たちの物語。
 将軍吉宗は、弱体化した幕藩体制を憂慮して、人材登用を積極的に行った。普請奉行の大岡忠相(おおおかただすけ)を南町奉行に抜擢した。
 一方、江戸の町では、関ヶ原の戦いで敗れた石田三成を奉る闇の軍団がうごめいていた。それを追う公儀隠密の姿があった。
 浅草花川戸のむじな長屋の住人たちは、相変わらず貧しい生活を送っていた。
 それでも長屋の住人たちは、浅草の観音様に毎朝手を合わせ、底抜けに明るく助け合って暮らしていた。


プロフィール:   
酉年でも喧嘩鳥の生まれ年で単純明快 東京都生まれ 
小説「谷中物語」で茨城文学賞受賞
江戸を舞台の小説「入梅」が韓国の常緑樹文学に翻訳掲載
江戸の歴史研究会会員 
 

これまでの作品:

江戸浅草物語1 「浅草花川戸むじな長屋の住人たち」
江戸浅草物語2「徳川幕藩体制の最大の危機」
江戸浅草物語3「徳川幕府の危機に陰陽五行の天才占い師参上」
江戸浅草物語4「徳川吉宗、雌伏して時を待つ」
江戸浅草物語5「神君家康の化身徳川吉宗が将軍職に就く日」
江戸浅草物語6「北辰(北極星)に神君宿りて、江戸を守り給え」
江戸浅草物語7「津軽から来た力士柏富士を愛でる相撲甚句」




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江戸浅草物語8「徳川幕府の結界が破られる時、北辰(北極星)は輝きを失うのか星)は輝きを失うのか (無料公開)2014年11月23日 10時50分





 

【時代小説発掘】
〈助太刀兵法40〉北斎蛸踊り(2)
花本龍之介



(時代小説発掘というコーナーができた経緯)


梗概
 葛飾北斎の娘お栄と、屋台のおでん屋で酒を呑むはめになった早船飛十郎は、北斎の命を狙う兆吉が、幼い頃親からひどいいじめにあったと聞いて驚く。しかし酒を呑むうち、お栄のあまりの口の悪さと品の無さに、へきえきして用心棒の話をことわって帰ってしまう。だが、あくる日深川の北斎の長屋にあらわれた飛十郎は、話をしているうちに仕事を引き受けるはめになる。三十両はかかるという飛十郎に、すりよったお栄は、そんなけちな金額じゃなく三百六十両でどうだと言う。あまりの話の大きさに、飛十郎は茫然となった。


【プロフィール】:
尾道市生まれ。第41回池内祥三文学奨励賞受賞。居合道・教士七段。
現在、熱海に居住している。


これまでの作品:

〔助太刀兵法31〕御家人馬鹿囃子
〔助太刀兵法32〕御家人馬鹿囃子(2)
〔助太刀兵法33〕御家人馬鹿囃子(終章)
〈助太刀兵法34〉夢泡雪狐仇討 ゆめのあわゆききつねのあだうち
〔助太刀兵法35〕夢泡雪狐仇討(2)
〈助太刀兵法36〉夢泡雪狐仇討(3)
〔助太刀兵法37〕夢泡雪狐仇討(4)
〈助太刀兵法38〉夢泡雪狐仇討(終章)
〈助太刀兵法39〉北斎蛸踊り





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〈助太刀兵法40〉北斎蛸踊り(2) (無料公開)   2014年11月9日






【時代小説発掘】
風雲、念流剣 二 
鮨廾賚



(時代小説発掘というコーナーができた経緯)


【梗概】: 
 時代は室町中期に入ろうとする応永の末から正長にかけて(1420年代後半)。日本最古の剣派念流の道統二代目慈三首座は、初代念大慈恩の遺言として、南朝再興(後南朝)に一門あげて味方しようとしていた。南朝再興は、本当に慈恩の意思なのか。疑問を持つ正覚庵念道(俗名山入源四郎)とその弟子高垣藤四郎は、やがて、京と鎌倉の公方、後南朝の政争に巻き込まれていく。
本作は、全体4部作で、下記(↓)『悍馬駆ける』の続編に当たります。



悍馬駆ける

http://honto.jp/netstore/pd-book_02503654.html


【プロフィール】:
鮨廾賚此昭和33年(1958)生まれ。平成22年(2010)第40回池内祥三文学奨励賞受賞。現在、新鷹会会員、大衆文学研究会会員、歴史研究会会員、歴史時代作家クラブ会員。


これまでの作品:

風雲 念流剣 一(序章)




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風雲、念流剣 二 (無料公開)



【時代小説発掘】
女衒の流儀
山田 英樹



(時代小説発掘というコーナーができた経緯)


梗概
 江戸時代、末期。
 官軍の進撃が囁かれる江戸の街に、彰義隊へ加わり、死に花を咲かせたいと願う浪人・能谷 桑二郎がいた。
 彼が吉原の廓で一時の酒色に溺れた夜、奇妙な女衒・田吾作の噂を聞く。吉原の掟を破る客をこらしめるのが仕事の一つで、特に侍のあしらいがうまく、喧嘩になったら一度も負けた事がないという
 その戦い方が薩摩の示現流と何処か似ている事に不審を抱き、桑二郎は自ら田吾作に喧嘩を売るが……。


【プロフィール】:
 福島県会津若松市の生まれで、幼い頃から日本中を渡り歩く暮らしをして参りました。

 しばらくの間、シナリオの勉強に取り組みまして、挫折。
 皿洗い、引越しの手伝い、物置の設置等、様々なアルバイトを体験した後、五十を過ぎてから小説を書き始めて、今は自分の至らなさをひたすら見つめる毎日です。




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女衒の流儀 (無料公開) 2014年10月12日

 


【時代小説発掘】
〈助太刀兵法39〉北斎蛸踊り (無料公開)
花本龍之介



(時代小説発掘というコーナーができた経緯)


梗概
 江戸の大川に架かった両国橋の上で、早船飛十郎は行きかう人々を眺めていた。よく晴れた青空の下で、欄干にもたれた飛十郎は、飽きもせず来る人去る人の顔を見ていた。そのうち、傍にいた見知らぬ中年女に声を掛けられる。驚いたことに飛十郎に、自分の父親の用心棒になってくれと言うのだ。助太刀なら受けるが、用心棒はやらないと言って飛十郎はにべもなく断わる。中年女は恐るべき口の悪さでののしると、無理に近くにあるおでん屋台に連れて行く。そして酒には弱い飛十郎は、中年女の話を聞いているうちに思わぬ騒動に巻き込まれることになるのだが……。


【プロフィール】:
尾道市生まれ。第41回池内祥三文学奨励賞受賞。居合道・教士七段。
現在、熱海に居住している。


これまでの作品:

〈助太刀兵法21〉尾道かんざし燈籠
〈助太刀兵法22〉尾道かんざし燈籠(2)
〔助太刀兵法23〕尾道かんざし燈籠 (3)
〔助太刀兵法24〕尾道かんざし燈籠 (4)  
〔助太刀兵法25〕 尾道かんざし燈籠(5)
〔助太刀兵法26〕尾道かんざし燈籠(6)
〔助太刀兵法27〕尾道かんざし燈籠(終章)
〔助太刀兵法28〕室の津綺譚
〔助太刀兵法29〕室の津奇譚(2)
〔助太刀兵法30〕室の津奇譚(終章)
〔助太刀兵法31〕御家人馬鹿囃子
〔助太刀兵法32〕御家人馬鹿囃子(2)
〔助太刀兵法33〕御家人馬鹿囃子(終章)
〈助太刀兵法34〉夢泡雪狐仇討 ゆめのあわゆききつねのあだうち
〔助太刀兵法35〕夢泡雪狐仇討(2)
〈助太刀兵法36〉夢泡雪狐仇討(3) 〔助太刀兵法37〕夢泡雪狐仇討(4)
〈助太刀兵法38〉夢泡雪狐仇討(終章)




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〈助太刀兵法39〉北斎蛸踊り (無料公開) 2014年9月28日






【時代小説発掘】
江戸浅草物語7「津軽から来た力士柏富士を愛でる相撲甚句」
佐藤 高市(さとう たかいち)


(時代小説発掘というコーナーができた経緯)

梗概:
 浅草寺に近い浅草花川戸のむじな長屋の住人たちの物語。
 将軍吉宗は、紀州から伊賀衆を呼び寄せた。それらの者たちは、吉宗が紀州藩主であった頃からの信任のあつい者たちであった。伊賀衆は御庭番として、吉宗のために日夜働くのだった。
 吉宗は、疲弊した徳川幕府の建て直しのために質素倹約を命じた。倹約令は、化粧品や雛人形にいたるまでの細かなものであった。
 野暮を嫌う江戸っ子たちは、横暴な禁令を次々に出す吉宗を嫌った。浅草花川戸のむじな長屋の住人たちは、相変わらず貧しい生活を送っていた。
 それでも長屋の住人たちは、浅草の観音様に毎朝手を合わせ、底抜けに明るく助け合って暮らしていた


プロフィール:   
酉年でも喧嘩鳥の生まれ年で単純明快 東京都生まれ 
小説「谷中物語」で茨城文学賞受賞
江戸を舞台の小説「入梅」が韓国の常緑樹文学に翻訳掲載
江戸の歴史研究会会員 
 

これまでの作品:

江戸浅草物語1 「浅草花川戸むじな長屋の住人たち」
江戸浅草物語2「徳川幕藩体制の最大の危機」
江戸浅草物語3「徳川幕府の危機に陰陽五行の天才占い師参上」
江戸浅草物語4「徳川吉宗、雌伏して時を待つ」
江戸浅草物語5「神君家康の化身徳川吉宗が将軍職に就く日」
江戸浅草物語6「北辰(北極星)に神君宿りて、江戸を守り給え」




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江戸浅草物語7「津軽から来た力士柏富士を愛でる相撲甚句」 (無料公開) 2014年9月21日




【時代小説発掘】
女帝物語−褥の思い出(後編)
斎藤 周吾


(時代小説発掘というコーナーができた経緯)


【梗概】:
 様々な試練が深雪を襲った。全ては夫である海部大王の差し金だと思った。
 それでも、倒れた夫の看病に不眠不休で務める深雪であった。
 深雪は、病に倒れた海部大王さえ手中にしておけば、わが子の世継ぎが叶うと思っていたのだ。
 女にしか興味のない、若い大湊王子と思ったが、深雪が後宮にいる間、大湊は宮中を牛耳っていた。
 大湊の陰謀を深雪が気づいた時、既に遅く、深雪は絶体絶命の窮地に立った。

 
【プロフィール】:
斎藤周吾 (さいとうしゅうご)
受賞歴
 平成20年8月、日本文学館『最後の家康』で、短編部門の審査員特別賞。
 平成20年1月、(財)斎藤茂吉記念館にて、『短歌部門』で、川嶋清一選で佳作。


これまでの作品:
女帝物語−わが子に
血染めの染雪吉野桜
遙かなるミッドウェー『父からの手紙』前編
遙かなるミッドウェー『父からの手紙』後編
惟正、請益僧円仁に従い入唐求法の旅
随筆 うつけ信長、弱者の戦略
黒田官兵衛物語 六尺四方の暗い地下牢に藤の花が咲く
女帝物語−褥の思い出(前編)


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女帝物語−褥の思い出(後編) (無料公開)


【時代小説発掘】
風雲 念流剣 一(序章)
鮨廾賚


(時代小説発掘というコーナーができた経緯)


【梗概】: 
 時代は室町中期に入ろうとする応永の末から正長にかけて(1420年代後半)。日本最古の剣派の一つ念流門の二代目慈三首座(じさんしゅそ)は、初代念大慈恩の遺言として、南朝再興(後南朝)に一門あげて味方しようとしていた。南朝再興は、本当に慈恩の意思なのか。疑問を抱く正覚庵念道(俗名山入源四郎)とその弟子高垣藤四郎は、やがて、京と鎌倉の公方、後南朝の政争に巻き込まれていく。
本作は、全体4部作の予定で、下記(↓)『悍馬駆ける』の続編に当たります。


悍馬駆ける

http://honto.jp/netstore/pd-book_02503654.html


【プロフィール】:
鮨廾賚此昭和33年(1958)生まれ。平成22年(2010)第40回池内祥三文学奨励賞受賞。現在、新鷹会会員、大衆文学研究会会員、歴史研究会会員、歴史時代作家クラブ会員。



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風雲 念流剣 一(序章)




 

【時代小説発掘】
〈助太刀兵法38〉夢泡雪狐仇討(終章)
花本龍之介 



(時代小説発掘というコーナーができた経緯)


梗概
 花見の名所・王子の飛鳥山へ、目指す仇の京屋丹兵衛が行ったという知らせに、早船飛十郎と清元延寿太夫の娘お糸は、すぐに山へむかった。岡っ引きの花川戸の藤次に、仇一行の様子を聞きながら、飛十郎は茶店の奥座敷でお糸に脇差しを持たせて、仇を刺す稽古をくり返すのだった。降りしきる雪の中、狐の面をかぶった飛十郎とお糸は、仇たちが待つ花見の宴席に乗り込むのだった。斬りかかる相手の刀を、いつの間にか奪ってしまうという、居合太刀打ちの秘技・拳取りを初めて使う飛十郎の剣の冴えが、江戸の悪を斬って捨てる。人助けの剣が、またもや幼い娘を救う。

【プロフィール】:
尾道市生まれ。第41回池内祥三文学奨励賞受賞。居合道・教士七段。
現在、熱海に居住している。


これまでの作品:

〈助太刀兵法21〉尾道かんざし燈籠
〈助太刀兵法22〉尾道かんざし燈籠(2)
〔助太刀兵法23〕尾道かんざし燈籠 (3)
〔助太刀兵法24〕尾道かんざし燈籠 (4)  
〔助太刀兵法25〕 尾道かんざし燈籠(5)
〔助太刀兵法26〕尾道かんざし燈籠(6)
〔助太刀兵法27〕尾道かんざし燈籠(終章)
〔助太刀兵法28〕室の津綺譚
〔助太刀兵法29〕室の津奇譚(2)
〔助太刀兵法30〕室の津奇譚(終章)
〔助太刀兵法31〕御家人馬鹿囃子
〔助太刀兵法32〕御家人馬鹿囃子(2)
〔助太刀兵法33〕御家人馬鹿囃子(終章)
〈助太刀兵法34〉夢泡雪狐仇討 ゆめのあわゆききつねのあだうち
〔助太刀兵法35〕夢泡雪狐仇討(2)
〈助太刀兵法36〉夢泡雪狐仇討(3)
〔助太刀兵法37〕夢泡雪狐仇討(4)





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〈助太刀兵法38〉夢泡雪狐仇討(終章) (無料公開) 2014年8月10日 12時20分

 

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